カツ丼か？

ある経済団体の総会に出掛けた

歴代の方達が出席され、懐かしい昔話に花が咲いた

その中の一人の後輩からの話し


今年の正月休みに、彼はパチンコに出掛けて思わぬ出玉に恵まれたそうだ

それで、隣接するうどん屋でカツ丼８００円を昼食に注文した


彼は几帳面な男で丼を端から食べ進めた所

メインのカツに２回しか出会う事が出来なかったらしい

カツ丼といえばカツが丼を覆う様にデンとあり、周りを卵でとじられている

カツが２切れしか無ければ、周りは玉子丼になる


彼は気にしながらも食べ続けたが納得が行かない

玉子丼と間違えたのでは無い、カツが２切れあるのだから


彼はもし再びここでカツ丼を食べる機会があったら店主に聞いてみたいと話した

しかし、当店のカツ丼はこういったものだと開き直られれば返す言葉も無いだろう


まぁ、このまま疑問を抱えたまま、話のネタにしておいた方が良さそうだ

しかし、お子様用のミニ丼でも３切れは乗ってると怒りを振り撒く

彼の話しに笑いながら、自分ならどうしただろうと考えた

貴方ならどうしますか？

告別

昨日は、大切な方の通夜を済ませ、本日は告別式

今、火葬場で最期のお別れをして待合室で待っている


不思議な事で、火葬に至れば殆ど諦めが着く様だ

収骨してしまえば面影もない

改めて人は生きる価値を大切にしているかを知った


告別式には多くの参列者があり、故人の付き合いの広さを知らされる

山あいにある火葬場は天気にも関わらず雪が舞ってきている

積もる程ではないが、物悲しさに花を添えている

これで、彼とは本当にお別れだが、彼から教えられた事は守りぬこうと考えている


ご家族皆様は、不馴れであり、戸惑われていたが仕方無い事だ

後で、ああすれば良かった、こうすれば良かったと悔やみながら学んで行く


毎晩酒を呑んでいたが、さっぱり酔えず眠れなかった

私もホッとしたのか、今になって睡魔が襲ってくる

告別式が終わったからかなぁ


さて、そろそろ収骨の時間だ

残念でならない

今朝、私にとって大切な先輩というか、兄というか、とても大切な方を亡くした

その息子さんからの電話で知ったのだが、電話を受けて直ぐにご自宅へ飛んでいった


座敷で横たわる彼の姿を見て涙が溢れた

今、彼を想ってブログを書いている


彼は私に田舎の人付き合いを教えてくれた

世代を超えた付き合い方を教えてくれた

特に酒を教えてくれたのは彼だった

飲み屋に行き、彼が２盃呑むと私が１盃呑むというルールで、何度悪酔いしたか判らない

その内に、対等になり、彼を超えたと思った時期がある

彼は大人の世界を教えてくれた

そんな彼が病に倒れ、屈してしまったのは残念きわまりない


彼の訃報は瞬く間に私の周りに駆け巡り、今にして彼の交友関係の広さに驚く


そして、彼を慕い、偲ぶ方の多さに更に驚く

今宵は彼を偲び、断っていた酒を傾けている

きっと今夜は酔っ払うだろう

ノンアルコール

風邪か鼻炎か解らないが、具合が悪くなってからは酒を断っている

従って食後は時間をもて余している

コーヒーを飲んだり甘いものを食べたりしなければならない程もて余す事もあるくらいだ

こんなんなら、一杯やった方がよいのだろうが、アルコールを断っているから

やはりノンアルコールになるのだろう


今日は月曜日なので、いつものように吉田類の酒場放浪記を観ながら、ノンアルコールビールを呑む

旨そうな肴と酒を楽しむ吉田類は、妻には気持ち悪いらしい


何故か、いつものようにほろ酔い気分になってきた

まさか、ノンアルコールビールで酔う筈もないが、気分が善くなればノンアルコールでも何でも良いか


今日は一段と寒い一日で、冷たい雨が降っていたから身体が冷えたままだ

ノンアルコールビールを呑んでも身体は温まらないから

早々に就寝することにした


これでもう少し具合が善くなってくれれば善いのになぁ

シュークリーム

休日の一日、初めてシュークリームに挑戦した

勿論、手作り

ポイントはシュー生地が上手く膨らむかどうかだと妻は言った


何故シュークリームを作ることにしたかといえば、長女が上手く作ることが出来ると話したからだ

長女に出来て私に出来ない訳はないと、ライバル心よろしく挑戦したのだ

最近はインターネットにレシピが掲載されているから便利だ


昼食を済ませ妻を伴い買い物に出掛けて材料を揃えた

妻の手伝いを得て２時間でシュークリームは完成した


シューもサックリと焼けたし、カスタードクリームも上手く出来た

シューを切り、カスタードクリームを敷き、イチゴのスライスを並べ、ホイップクリームで覆って蓋をした

元々甘いものが苦手なので、甘さは控え目にしてある

早速、妻に食べてもらったが、８０点の高得点評価をもらった


イチゴの酸味とホイップクリームの甘さの後に、オレンジの香りのカスタードクリームがやってくる

甘さ控え目なのだが、私にとっては一つで十分だ


夕飯の支度もついでに担当する事にした

こちらは打って替わって和にした

余ったご飯に混ぜるだけの混ぜご飯

ゴボウ、人参、こんにゃく、椎茸、油揚げを煮込んでご飯に混ぜるだけの味付けをする

ついでに同じ材料に蓮根をを加え、五目きんぴらを作った


味が同じなので一緒に出すことは出来ないが、明日から食卓を飾る一品になる


これだけ作ると作るだけでお腹が一杯になる

それにストレス解消になった

心配は妻が太らねばよいという事だ