閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

ベトナム5

2015-04-18 15:40:20 | 閃き
ベトナムの女性の服装といったらアオザイだ

アオザイはズボンである事を意外に知らない人がいる

形は違いがあるようだが、一般にはズボンの上の両脇までスリットが空いている上着で薄い生地で作られている

色とりどりの布や刺繍が施されたものが多く、観ていて涼しさを感じる


妻がベトナムでアオザイを作りたいと話していたのを思い出した

娘達も欲しい、オーダーしたいと調子を合わせていた

最近では1~2日で仕上がってしまうようだ


その妻が、ある時を境に欲しいと言わなくなった

気になって「最近アオザイが欲しいと言わないねえ」と尋ねると

「よくよく考えてみたらアオザイなんて着る機会が少ないから作っても勿体ないし…、ベトナムの人はスタイルが良くて私には似合わないから」

よくぞ正直に答えた


実際にベトナムのあちこちでアオザイの女性の姿を見かけるが、本当にスタイルが良いと感じる

細身の身体で胸や尻はそれなりに大きく、ウェストは細い、おそらく脚もスラリとしていると思う

妻が言うようにまさしくスタイルが良くなければ似合わないのかもしれない

スケベな目では無く、素直に美しいアオザイ女性を観るのも楽しみn





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ベトナム4

2015-04-17 13:05:26 | 閃き
ベトナムの楽しみの一つに食事がある

ベトナムでなくても旅の楽しみではあるが、ベトナム料理は日本人に合うと思う

古いベトナム料理と今のベトナム料理の区別が出来ないが、ベトナム料理は米や野菜が中心である事、肉、魚が豊富である事が要因だと思う


ベトナムに滞在中には毎晩食事に連れて行って頂くが、ベトナム人担当者が気を遣ってどんな食事が良いかを尋ねてくる

「何でもOK」そう答えるが、答えになっていない

家庭的なベトナム料理、海鮮料理など一通りのレストランを巡ると窮地に陥ってしまう

私は日本食レストランへは行かない主義だ


台湾人が日本に来た時に私にこういった「食事は中国料理以外にしてくれ」

中国料理は台湾でより安くより美味しいものが、いつでも食べられる

なのでわざわざ日本で中華料理を食べる必要が無いと言う事だ


ある晩、ベトナム人担当者はオランダ料理の店に連れて行ってくれた

オランダと言えばビールが旨い、ソーセージやチーズも旨い

悪い料理では無かったが、小手先の変化球に過ぎない

毎日続いて飽きが来て、こちらから食べたいと言い出すまでは、ベトナムの方達が普通に食べるものを少し食べればOKだ

それに、毎日ビールを飲み、ご馳走を食べ続ける程の胃袋も持っていない


夜もチキンのフォーで済ませて、ホテルに帰り、熱いシャワーでさっぱりして早く眠った方が健康的だとつくづく感じた

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ベトナム3

2015-04-16 12:00:54 | 閃き
個人的な意見だが、観光地としてベトナムは資源が豊富だとは決して言えないと思っている

ホーチミン市内にはベンダン市場や郵便局、博物館などの施設や有名な名所旧跡はあるが、沢山ある訳では無い

市外では戦争当時の地下トンネルが残るクチやハロン湾のクルーズなどがあるが、半日程度は必要で限られた日程では選択する必要がある

今回は車で2時間ほどにあるメコン川の中州を巡るメコンデルタツアーについて記す


仕事で訪れている私を見かねたベトナム人スタッフは、帰る途中で丁度メコン川近くになった時メコンデルタへ行こうと誘ってくれた

中州に渡る船着き場は平日の昼過ぎという事も有り、人もまばらであった

日本のツアーならば一人4000円のツアーとのこと、それを極端に短縮して行く事になった


貸し切りの船と専属ガイドのおばさんをお願いして中州へ渡った

船を下りると直ぐにお土産物売り場である

見慣れた土産物を尻目に「後で、後で」と言うと、「もう来ない、来ないよ」と土産物店のおばさん達は言った

意味が判らぬまま、ガイドさんに付いて行くとアオザイを来た美女!?達がいる店舗に案内された

フルーツとお茶を供され、所謂ウェルカムドリンクであろうか

アオザイの美女達の歌や踊りを楽しんで、リゾート雰囲気も上がる

花の飾られた籠にチップを入れた時、ベトナム人スタッフは「人気が出るよ」という

聞いてみるとチップの額が大きかったようだ、日本人には難しい


お腹と水分を満たして林の中を歩くと、突然舟が見えてくる

ベトナムの三角帽子をかぶり、舟に乗った
舟の前後にはベトナム人女性の船頭さんが櫂をもって舟を操作した

川幅が3~4メートルほどの小さな川を船頭さんの櫂でゆっくり進んで行く

転覆しないか心配になりながら、水面に座って眺めるような視界に感動した

約20分の舟旅を楽しみ、馬車に乗り換え、再び貸し切り舟で帰って来た

もっとゆっくり楽しめる事ができればと未練が残った


因みに料金は、ベトナム人スタッフに尋ねた所びっくりした

彼が気楽に誘うのも納得した旅行会社って凄いんだね


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ベトナム2

2015-04-15 08:33:17 | 閃き
ベトナムは雨季に入るまでの3月から4月半ばまでは農閑期で休みの時期

近くへ行って見たことはないから解らないが、麦の様なものを収穫していた他は、耕された田んぼは雨を待っている

そんなのどかな光景を眺めながら2日目がスタートした

心配していた雨も、スコール程度で収まっているのも幸運だ


今日は1日中移動に明け暮れる

移動距離は解らないが、殆ど車の中である


ホーチミン市から離れるに従って風景が変わって行く

おそらく一般の観光客が訪れないような生の生活を垣間見ることが出来る

途中比較的綺麗なドライブインでトイレ休憩する以外は休む事もない

其の全てを運転する59歳になる専属ドライバーに委ねる


同行している日本人スタッフは直ぐに眠りに就いた

ベトナム人スタッフも初めの内はあれこれと説明してくれたが、いつの間にか船を漕いでいた

地方の光景は1年前と大差は無く、都市とは比べるまでもなく貧しさが解る

メコン川の近くに住む果樹園農家の夫婦は、一緒に写真を撮ろうと誘うと一張羅であろう上衣を着込んできた


テーブル一杯に並べられた数種類の果実はどれも美味しかった

鈴なりとか、たわわに実るという表現が相応しい光景を写真に納め、窮屈な姿勢で固くなった身体を伸ばして車に乗り込んだ





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ベトナム1

2015-04-14 11:32:00 | 閃き
ベトナムの朝は相変わらずの渋滞だった

車の隙間を掻い潜る様に駆け抜けるバイクに圧倒されながら取引先へ向かう

今日は1日中会議である

通訳を交えて行う会議は2倍の時間が必要になる

昼食も摂らずに終了まで一気に行うのが通例になっている

今回は3時を回った所で終了した


そこで遅い昼食を誘われたが、中途半端だからとお断りした

しかし、同行しているベトナム人スタッフが困ると言うのでフォーを食べる事にした

案内された店は町で評判だけあってそのフォーはとても美味しかった


お腹も落ち着き、午後の仕事は無いので日本人スタッフからマッサージに誘われた

彼は無類のマッサージ好きで、我々を誘っては社費でご相伴に預かっているのだ

ここで断ると後々の支障を懸念して従う事にした


そのマッサージは日本のと違ってリンパマッサージにオイルマッサージが合わさったもので、温めた石で背中を擦るのが特徴だ

1時間半のコースでチップ込み料金は1人40万ドン(約2400円)

個人的には余り好きでは無い部類のマッサージだったが接待とあれば文句は言えない


まあ、この先どうなるやら

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