閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

オリンピックの魔物

2016-08-08 08:49:22 | 閃き
開会式の後、初戦を落とす日本選手を目にすることが多い気がしている

サッカーの予選リーグでナイジェリアに4-5で敗れたのを皮切りに、色々な競技で見かけ

体操男子団体予選でも4位にはなったものの、得意な鉄棒で内村選手が落下するなど、種目別決勝へ進めなくなる場面はショックだった

フェンシングの太田選手も初戦敗退し、早くも引退を表明したという

女子卓球個人の石川選手も足を痛めて初戦を落とした

水泳個人400mメドレーで萩野選手が金メダル、瀬戸選手が銅メダルを獲得し、この悪い流れが変わって欲しい所である


オリンピックという舞台は特別なのだと思う瞬間がある

オリンピックには魔物がいるとよく言われるが、魔物などいないとポジティブに捉えている選手も多い

しかし、期待に反して初戦敗退する姿を観ると、魔物が居る様に感じてしまう


初戦を落としたサッカーでも今後の戦い方によっては決勝リーグへ勝ち上がることが出来るし、個人戦で駄目でも団体戦もある

メダルへのプレッシャーを力に変えてこれからの戦いに臨んで欲しい



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オリンピック

2016-08-05 07:31:42 | 閃き
リオオリンピックがいよいよ始まる

開催に当たっては色々な問題が取り沙汰されていたが、何とか体裁が保てたようである

日本人のメダルの期待もあり、暫くはビデオに頼って観戦する毎日が続くだろう


先日来社した公設試の先生は、リオ行きが中止になったと嘆いていた

東京五輪に向けた視察が目的であったそうだが、その予算は1人当たり50万円

勿論、飛行機はエコノミーでホテルは安ホテルなのだが、オリンピック期間は全てが高騰するのでこれ位は仕方ないと言っていた

それが、前都知事は一泊50万円と報道されて問題となり、そのあおりを食らって視察が中止になったので、この影響は大きいという


治安面などの運営の不安は拭えないが、選手達にとっては掛け替えのないチャンスなので、どうか何事も無く最後まで行える事を願うばかりである

今年の夏は全国的に猛暑だという

それなら、オリンピックで熱く盛り上がろう
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下町ロケット

2016-08-04 06:47:19 | 閃き
夢のようなオファーがあった

次世代の産業に欠かせない高度技術の一躍を当社に依頼されたのだ

その分野は明かせないが、状況はまるで下町ロケットである

小説では大手企業からの嫌がらせに耐え、特出した技術を駆使してロケットの燃料バルブを開発するのだが、当社の場合はちょっと違う

依頼に来社された担当者からは「まるで下町ロケットのようでしょ」と言われて気付いた


未だ、トップシークレットなのでこれを知るのは社長を含め僅か3名のみである

他の役員にも知らせない極秘プロジェクトであるが、正体を隠したままの私なら素直に喜びを述べることが出来るというもの

部長と共に今まで努力してきた技術が報われたと喜んだ


しかし、問題はこれからである

如何に要望に応えて供給する事が出来るかは今後に掛かっている

夢が夢で終わるのか、現実のものとして掴み取るのか、今後の努力次第である


少し長いプロジェクトになりそうなので、しっかり後継者作りもする様に言われて少々寂しくはあるが、基盤をしっかりとして渡そうと考えている

志を忘れずに良かったと実感した

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プライド

2016-08-03 07:19:58 | 閃き
銀行のゴルフコンペに参加した

今時、銀行系のゴルフコンペなどと信じられなかったが、古き良き時代の名残の様なコンペである

従ってメンバーも60代~80代までの高齢者ばかりである

会社にオファーがあり、高齢の私が参加する事になったのであるが、それでも支店長を除けば最年少である


コンペは初参加では優勝は無く、初回の成績を鑑みてハンデが決まる

初回は酷いスコアであった

その後は仕事の都合で欠席が相次ぎ久々に参加したのだが、ゴルフというのは面白い

2ヵ月以上もクラブすら触れていなくてもそこそこの成績が出る

ハンデを沢山頂戴したこともあるが、断突ぶっちぎり優勝である


さて本題はここから

優勝者のハンデ改正を行うことになったのだが、決まったルールがないので会員で協議をするのであるがこれが面白かった

若造といっても60間際、ボールの飛距離も違っている

先輩会員の皆様は優勝してハンデが減ると優勝から遠のき、全員が減ると又優勝できる可能性が高まる

これを繰り返し、実力以上のハンデになっている

それも高齢になるに従って腕前は落ちる一方である


さあ、そんな状況で若造が一度位良い成績を出したからといって早々良いハンデを与える訳にはいかない

ゴルファーはプライドが高いのである

新しいハンデを鑑みても次回も優勝の可能性が高いことは判るのだが、それでもそれを許さない

私の次に若い62歳の会員の方に尋ねたところ、その方もそのお陰で数回優勝したという

有り難くその恩恵を受ければよいと言うのだ


幾つになっても負けないぞ!というプライドは若さの秘訣なのかも知れないね


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禄と職

2016-08-02 07:36:13 | 閃き
以前この事について書いたかも知れないが、ご勘弁ください

禄とは武士の給与の事

職とは職業=役割である

諺に功ある者には禄を与え、能ある者には職を与えよ、とある

つまり仕事で功績がある者には給料で応えてやり、能力を持つ者には相応しい役職(仕事)を与えてやりなさいという意味である

簡単な様であるが、これが意外と出来ていないのが現実の社会なのである


功績=数字であれば判りやすいが、功績には数字で表す事が出来ないものもある

しかし功績があった事には違いが無いので、やはり給料で報いるのが正しい

それも、賞与の様な一時金であるほうが良い

目標売上げを達成した場合、数字であれば毎年達成すれば報いる事がでいるが、数字で無いものは連続して功績があると認めにくいものもあるためだ

この辺のさじ加減はあるが判りやすくて良い


能力の有るものには相応しい役職(仕事)を与えるというのも一件簡単そうである

項羽と劉邦で韓信という武人がいたが、韓信の能力を理解出来だけの器を持つ上司がいなかった為に閑職に甘んじていた

しかし蕭何の推挙によって劉邦は大将軍にまで任命し、多くの戦歴を飾ることが出来た


日本の武家社会を引きずる文化、風習というのか、どうしても功績をあげた人物=能力があると判断されることがある

正しくその通りである場合もあるが、適材適所であるかといえば別物と考えた方が良い

野球でいえば名選手が名監督では無いということである

名選手はチヤホヤされてやがて名誉=地位が欲しくなるが、能力に欠ければ直ぐに無能が露呈する

考えるべき点である
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