昨日は、柳誌の校正のため午後から吟社の事務所へ向かった。
とにかく暑いのなんの、父の日にプレゼントされた雨・日傘兼用の傘が役に立った。
しかし、上方からはUVカットだから良いとして、地上からの輻射熱はどうしようもない。
▲(下江津湖公園:広木地区)
写真では、何となく涼しげに映るが、吹いてくる風の熱いこと・・。
歩く人の姿も、あんなに沢山いた鳥も一羽も見えない。
ただ、蝉の声がワシワシと・・
▲(カメ?)
カメも甲羅干しどころの騒ぎじゃなくて、水草の間だから辛うじて背中を見せて水中待機。
やっと小さな動く鳥に出会った。
▲(カイツブリ?)
とても小さな鳥が、浮き草の上をウロウロ。
時々羽根を広げてパタパタと羽ばたいている。
▲(カイツブリとその卵?)
成鳥なのか幼鳥なのか判らなかった。
ただ羽ばたく動作が面白かったのでカメラで撮したのだが、家に帰ってPCに取込む段階で白い丸いものが卵だと判った。
水中のカメと、やたら羽ばたく小さな水鳥以外はまったく生き物の姿が見えなかった。
▲(作業船の桟橋)
桟橋の近くにある櫻の木陰のベンチで、しばし休憩。
桟橋の向こうに見えていた砂州には、すっかり草が生えていた。
冬場には鵜の群れの常駐場所だったが・・・
▲(外来水草の除去作業)
今日もまた水草の除去作業が行われているようだった。
▲(ボートコースの吹き流し)
風はかなりあるのだが、なにしろムシムシした熱い風。
動く物と言えば、トンボが沢山飛んでいた。
▲(ホバリング中のトンボ)
風が有るのに巧みにホバリング状態を披露してくれる1匹がいた。
少し黄色みのあるトンボで、ウスバキトンボといったところか・・
アキアカネ・ナツアカネなどアカネ属の他に、ショウジョウトンボ・ウスバキトンボ・ハッチョウトンボなどもいるらしい。
小さなトンボだが、なかなかどうしてその生態はダイナミックで奥深いようだ。
吟社の事務所で、当地が午前中に梅雨が明けたというニュースを聞かされた。
いよいよ、鳥や魚も休憩する強烈な猛暑の季節到来なのである。
さて、汗をかきかきの作業も終わって、帰ろうと表に出たら夕方というのにムッとする暑さ。
またもや、傘のお世話になりながら遊歩道を歩く。
夕方なので、何組かのウオーキングや犬の散歩の人に出会った。
相変わらず動く物の少ない湖面にアオサギが1羽だけ佇んでいた。
▲(飛び上がるアオサギ)
カメラを向けたら、日頃は悠然としているアオサギだが、驚いたように飛び去ってしまった。
どうやら、表はシルバーで裏地は黒の傘が、鳥たちには不評のようだ。
そう言えば、先日田んぼコースを歩いていて、曇ったので傘を畳んでいたらカラスの群れに包囲された。
傘を折り畳む際の、色や形状がカラスに似ているらしく、かなりしつこく威嚇飛行を受けた。
ただカラスは頭が良いので、誤解が解けたら威嚇動作を止めてくれたが・・。
取り敢えず、日傘から核の傘まで不用意な取り扱いは禁物のようだ。
「赤とんぼドラマチックに生きて死ぬ」・・・しろ猫