今日は、午前中雪で午後は雨夕方からは曇りという予報。
成人の日の前後の日曜日は、例年町内の子供会主催のドンドヤ。
雪はともかくとして雨はちょっとまずい。
正午前には火を入れるので、その前に正月飾りなどを持ち込んで焼いて貰う。
▲(里山と集落周辺の煙)
雲に覆われてはいるが、雨も雪も降っていない。
里山の方向では幾筋もの煙が上がっていた。
ドンドヤもあれば、普通の野焼きもあるようだ。
▲(ドンドヤの会場)
火を入れる前にそれぞれの家庭の正月飾りが持ち込まれる。
針金やプラスチック類は分解して取り外し、焼却しない処置をする。
ドンドヤの場所は田んぼで、場所を提供してくれている農家に迷惑をかけないよう細心の注意を払う。
子供会が主催なので、子供達が火入れ式を行う。
▲(子供達のドンドヤ火入れ)
カウントダウンをしながら火入れを行う子供達。
遠くでは隣の町内が既に火を入れていて、炎と煙が立ちのぼり始めていた。
▲(燃え上がるドンドヤの炎)
この日の為に準備しておいた稲藁に火がつけられると直ぐさま勢いよく燃え上がる。
青竹の束が爆ぜる音がバチバチ・パーンパーンと辺りに響き渡る。
邪気を払うということだが、音に迫力があって元気が貰えそう。
▲(消防車も待機中)
ドンドヤの会場には1台ずつ消防車が配置される。
この後火の勢いが弱まって、近づくことが出来るようになったら餅焼きなどが始まる。
長い竹棒の先に餅をぶら下げて火の上に突き出したり、網で焼いたりする。
準備した汁粉などが子供達に振る舞われ、町内のオヤジ連中は一杯引っかけたりもする。
この町に引っ越して来て、このドンドヤの日に雨が降ったという記憶が無い。
今日の降雨(雪)確率は60~70%だが、多分行事が終わるまで天気は持ちそうだ。
消防車が引き上げ、皆が帰った後も残り火を完全に燃やし終わるまで担当者は頑張る。
ドンドヤの跡は、綺麗な更地に均されて黒い円形の灰の名残だけになる。
この田んぼの豊作を祈りたい。
「いきなりの音でドンドヤ度肝抜く」・・・しろ猫
味気ないですよ