朝から陽が射して、いよいよ梅雨明け本番かと思わせた。
空の雲も何となく夏雲の様相を呈していた。
▲(いよいよ夏雲?)
窓から見上げる北の空にもキラキラと輝く雲が・・・
飛行機も雲間を突っ切って上昇していく。
▲(上昇中の飛行機)
心なしか、飛行機の音も元気が良さそう。
図書館の屋根の上にも入道雲の子供が・・・
▲(入道雲のこども)
入道雲の形になりつつあるものの、全般としてはまだ底辺の部分も明るく雨になりそうにはなかった。
ところが家に帰り着くやいなや、もの凄い音を立てて雨が降り出した。
ものの10分も経つと、雨は止んで今度はもの凄い太陽の光がギラギラ・・・
午後から散髪に出かけたが、頭上には黒い雲が迫っていた。
▲(移動中の黒雲)
底部が黒いということは、厚みのある雲に発達しているということだろう。
店に着くやいなや、ザーッと降り始めた。
店を出る頃には止んでいて、これを周期的に繰り返している。
雨の元気良さと、太陽光線の元気良さに人間も植物も惑わされている。
▲(黒竹)
黒竹は、太陽光線が強いと葉っぱを丸めて水分の蒸発を抑え暑さを凌ぐ。
ところが、雨が降り出すとやれやれと葉っぱを拡げて寛ぐ。
するとまた強烈な晴れ間がやってきて暑さ凌ぎの動作に移行する。
まったく、人間の雨や暑さへの対応と同じ周期で竹なりの動作を繰り返す。
本格的日照り前のリハーサルとして、天が心の準備をさせているのかも・・・
「鉄棒の錆を握って梅雨の明け」・・・しろ猫