ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

スクリーンで菅野美穂を観た

2013-06-12 20:29:54 | 闘病
電車に乗って映画館へ行きました。一人で映画館に行くなんて4半世紀ぶりです。「奇跡のリンゴ」を観に、いや、菅野美穂に会いにと言ったほうが正しいかもしれません。

特にこの映画を観たいという事はありませんでした。去年から映画館へ行くというのは心理士さんとの目標であったし、どうせ行くなら菅野さんの出演映画と決めていました。

受付で「真ん中と通路側ならどちらがいいですか?」と聞かれ、迷わず通路側を選びました。パニック障害発症後、何度か映画館へ行っていますが、今日が恐怖感や緊張感は一番、少なかったと思います。ただ皮肉なことにそれを弱くしている一因は、自分がうつ状態を脱し切れていないこともあると思います。

2時間以上の映画を見るのは、今の自分にはものすごく体力が要ります。それでも最後まで席を立たずにいられたのは、ひとつには薬、そして主治医の先生、心理士さん。それから菅野さんのおかげだと思います。一度は彼女を映画館で見なければという思いは以前からありました。この映画での菅野さんの演技は清純派がそのまま大人になったような感じでした。

疲れたので、しばらく映画館に行くつもりはありません。パニック障害による恐怖、不安。パニック性うつによる意欲の減退。この二つがもう少しいい方向でバランスが取れれば、映画に限らず、自然と行動も活発になると思うんですが。それまでは意識して行動することを心がけなければならないようです。



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コメント
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