ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

水平線(back number)

2023-01-24 10:33:09 | 歌詞

出来るだけ嘘は無いように

どんな時も優しくあれるように

人が痛みを感じた時は

自分の事のように思えるように

正しさを別の正しさで

失くす悲しみにも出会うけれど

 

水平線が光る朝に

あなたの希望が崩れ落ちて

風に飛ばされる欠片に誰かが綺麗と呟いてる

悲しい声で歌いながら

いつしか海に流れ着いて

光って

あなたはそれを見るでしょう

 

作詞は清水依与吏。バックナンバーはミスチルを手がけた小林武史氏がプロデュースしたバントだからか、最初から耳に馴染みました。

 

歌詞で印象的なのは「水平線」ですかね。

僕がよく見る動画は少女が主人公で、その辺りの世代に向けて書いているのだと思いますが、すでにそこを通りすぎた人にも、共感できる歌詞です。

 

最初は道徳の教科書のような始まりですけど、ここが大事なつかみになっています。

そして「水平線が光る朝にあなたの希望が崩れ落ちて…」と続いていきます。確かに人の悲しみって他人から見ると美しかったりするんですよ。でも、人間って愚かなもので人の痛みが理解できない。

確かにそれが普通の人間だけれども、「君はそうならないでね」というメッセージが込められています。それが冒頭の部分の「出来るだけ嘘は無いように…」という道徳の教科書的なところです。これは祈りであり願いです。

何も意味を考えずに歌詞を眺めていても美しい。バックナンバー、いいですね。

 

 

コメント
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