13日、14日に行われた王位戦第2局は藤井聡太王位が佐々木大地七段を下し、連勝スタートとなりました。
久し振りに藤井王位の快勝を見た気がします。佐々木七段得意の先手番。エース戦法の相掛かりに上手く対応出来た事が大きいです。
これで王位戦は藤井王位が防衛する確率が高まりました。やはり2日制の藤井さんは強い。佐々木七段としては王手をかけられているとはいえ、1日制の棋聖戦の方が可能性はありそうです。
清麗戦第1局は里見香奈清麗が西山朋佳女流三冠を下しました。
現在、女流ではこの2人の力が抜けていて、女流八冠を里見さんが五冠、西山さんが三冠と分け合っている状況です。この対局前、西山さんは18連勝中で、里見さんの21連勝という記録に迫っていましたが、記録保持者の里見さん自らが食い止めました。
個人的には西山さんの高い潜在能力に期待しています。奨励会の三段リーグで14勝してプロ棋士になっていないのは長い歴史の中で西山さんただ一人です。ちなみに藤井竜王・名人は13勝5敗での四段昇段でした。
西山さんには女流の世界に落ち着かす、プロ棋士として持ち前の華のある破壊力抜群の将棋をみたいものです。
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