「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

停電

2013年11月07日 | 今日のお仕事 
今日は立冬。
季節の変わり目らしく、日が落ちてからずっと
雷がゴロゴロ、雨がザアザア 降っていたのですが
授業が始まって数分というときに
ピカッと光り、その瞬間にドカンとすごい音がして電気が消えました。

いつもならすぐに復旧するのですが、今回のは落雷がかなり近かったせいか
なかなか明かりがつかず、暗闇が苦手という生徒がパニック状態になりかけたり
非常事態にテンションが高くなる生徒がいたり、収めるのになかなかタイヘンでした。

我々が懐中電灯を持ってくる前にケータイを取り出して照らし合っているのを見て
気持ちに余裕がある生徒たちが影絵遊びまでしているのを見て
(中3クラスではその明かりで勉強を続けようとした生徒もいたとか
中学生のケータイ普及率はけっこう高いなあと感心しました。

結局、そのまま数十分暗闇状態が続いて、1コマ目は実質的に授業にならず。
定期テスト前で時間カツカツで授業をしているため
この埋め合わせをどうしてくれよう…きっちり計画を立てたのに…
とボスが頭を抱えていました。(……残業するしかないか。

それにしても、10分以上停電したのは中越地震のとき以来。
非常時にどういう行動をとるか、きちんと考えておかなければならないな、と
改めて考えさせられました。
真っ暗闇の中
「センセー!せっかくだから、怖いハナシしてー!」と言われたのに
ネタがなかったのも残念なところw

授業が終わる頃には雷はもちろん雨も止み、星が出ているような天気になりました。
これもまた変わりやすい「秋の空」ってやつかな。