「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

高田總鎭守氷川神社

2015年07月21日 | 今日の1品 
新潟県もようやく梅雨があけました。
関東甲信地方に遅れること2日。
そういえば、おとといは東京にいたんでした。
屋内や車内は冷房が効いていて快適でしたが
駅のホームと神社の暑さはとんでもなかった…。
新潟に帰ってきたら涼しいし、雨が降っているしで
トンネルを越えると天気が違うのは冬だけじゃないんだなあと実感しました。

というわけで、今さらですが、おととい観劇ついでに訪れた
高田總鎭守氷川神社の御朱印を「今日の1品」とします。
こちらでは、高田姫稲荷神社(境内社)と目白豊坂稲荷神社(別社)の
合わせて三神社分の御朱印をいただくことができ、
オマケにおみくじを引かせてもらえました。
おみくじの結果は、残念ながらあまり良くなかったんですけどね。

御朱印は思った以上に色鮮やかで素敵。
暑さにクラクラしながらも参拝した甲斐があったなあ。

海の日だから

2015年07月20日 | 今日のお仕事 
今日は祝日でしたがいつも通り仕事。

今日から生徒たちに「来週から夏期講習会です!」と口頭で伝えることにしました。
日時を間違える生徒が毎年何人かいるので…。
さっそく中3クラスで伝えたところ「え!夏期講習会ってナニするの?」という初歩的質問が。
もちろん、入試のための勉強をします。
1、2年の内容も含めた総復習と、次の定期テスト範囲までの3年分野のまとめというところかなあ。

一通り説明を終えた後、
「しばらく通年テキストは使わないので家に置いてきてもいいです。」と言ったら
再び「えー!?…じゃあ、夏期講習会ってナニするの?
だーかーらー、入試のための勉強をします。
通年テキストは教科書に沿った内容のテキストでしょ。
しばらく教科書を離れて1、2年の復習からやり直すんだってば。

…日本語で話しているのに、通じているのかどうか、ちょっと心配になってきました。

極めつけは、授業最後の英語の小テストを始めようとしたとき。
テストには名前欄のとなりに日付欄があるので
「今日は7月20日、月曜日です。が、海の日で学校が休みでしたねー。」と言ったら
「え!そうだったんだ!!まだ夏休みじゃないのに、
 なんで休みなのか不思議に思ってたんだよねー。」の声。
わりと最近できた祝日だけど、アナタが生まれる前から休みだったハズですが。

さらに「あー、それでみんな海に行ったのか~。」と納得顔。
いやいや、「海の日だから」じゃなくて、天候でしょ。
今度の日曜日だって、天気が良ければ海に行く人は大勢いるでしょ。
ウナギの日(土用の丑の日)にウナギを食べるのとはちょっと違うと思うよ。

そういえば、授業中に「upset=気が動転して、うろたえて」と説明したら
「『うろたえる』の意味がわからない」という質問があって、うろたえちゃったんだよな。

ずっと日本に住んでいる日本人に教えているんだから、伝わるはず、知っているはず、
というのは、中学生には通用しなくなっていているのかなあ。

『新版 義経千本桜』

2015年07月19日 | 今日の1作 
今日は30-DELUXの『新版 義経千本桜』を観に行ってきました。
1階2列目のセンターブロックという、舞台間近の席!!
開演15分くらい前から始まった前説で、役者を見上げる感じになることに気づき
首が大丈夫かなあ…と心配になるくらい近かったのですが
始まってみると、首の心配なんてしてる暇がないくらい引き込まれて
あっという間の2時間半(←公称。実際は2時間45分くらいあったような)でした。
役者さんたちの表情がしっかり見えたから、なおさらそう思うのかもしれないな。

今作は歌舞伎の同タイトルを元にしたお話。
そちらの知識は全くなく、単に歴史上の人物としての義経とその周辺の人々という
レベルの知識で臨みましたが、十分楽しめました。

以下、長くなるので、舞台に興味がない、ネタバレ見たくない方は、とばしてください

前説で「歌舞伎では初段から5段までの約9時間の内容」とありましたが
本当に見せ場がギュギュ~っとつまっていて、コメディタッチなところもあり
泣かせるシーンもあり、メリハリがあって、テンポが良かったです。
登場人物が多くて話が複雑に絡んでいる割に、スッと頭に入ったのは
それぞれのキャラクターがハッキリしていて流れにムリがないからかも。
それに、さすが30-DELUX。殺陣は圧巻。 舞台が狭く感じました。

水さんの義経は、まさに「女性が男性を演じる」宝塚出身がハマっているなあと思いました。
ばばりょの弁慶は、ビジュアル的にもポジション的にも「王子様」って感じ(?)
でも、スラッとしてるけど身長より長い槍をブンブン振り回す熱いオトコでした。
新垣さんの静御前は、めちゃキュート。 狐忠信との掛け合いが可愛くて楽しい。
佐野学さんの忠信は、今作でいちばん目を奪われたかも。 殺陣のスピードもキレもすごくて
さすが1年前まで地球を守ってただけある(←劇中でも言ってた)。
戦ってないときの仕草や表情が、戦ってるときの雰囲気とガラッと違うのも印象的。
これらの方々が舞台上に出ていると、なんだか舞台がキラキラしているような気がしました。
「麗しい」ってこういうことか!!みたいな。
あと、改めて、ばばりょも新垣さんも、近くで見ると顔ちっちゃ!

それから、小笠原さんは何役とか関係なく、スゲェと思いました。
コメディ部分とシリアス部分のギャップもそうだけど
劇中でモノマネナゾカケも披露。しかもそこそこレベル高い…。
そういえば、清水さんも語りながらケンダマきめてたな…。

聖也さんの権太の最期のシーン、惟盛夫婦の再会シーン、桜が散るラストシーン…
良かったところ、印象に残ったところがありすぎて、とても書ききれません。
ん~これは…と思ったところもあったけど、それはひとまず置いておこう。

原作の歌舞伎はどんな話なんだろうと興味を持ったし
またこの舞台を観たい!と思って(今日のマチネのみ観劇なのです
DVDを予約購入してしまうくらい面白かったです。

というわけで、今日ゲットしたパンフレットと専用袋。
と、劇場予約特典のポスター。↓↓↓

大きいから、どこに貼ってもそこだけ春の雰囲気になってしまいそう。


塾に集うのは生徒だけではなかった

2015年07月18日 | 今日のお仕事 
先日から何度か女子生徒数名がボスをつかまえて直談判しています。
内容は、「自転車置き場の屋根のところにいるクモを退治して!
見に行ったら、確かに体長2センチくらいありそうな立派なクモが巣を張っていました。

ただ、大人が背伸びして手が届くかどうかくらいの高さのところだし
毒グモでもなさそうなので、ボスも私たちも駆除には消極的。触らぬ神には…ってヤツです。
生徒たちには「クモは虫を食べるんだから
このクモのおかげで教室に虫が入ってこないんじゃない?退治しない方がいいと思うなあ。」
と言ってみたのですが納得してくれず。
見えれば気になるのは仕方ないか…。

クモをにらみながら生徒たちと問答していたら
今度は自転車置き場の屋根に(おそらく)ヤモリがやってきて
屋根の上をうろちょろしているのを発見。(半透明の屋根なので下から見えるのです)
すると「アレ、捕ってください!気になります!!の大合唱。
近くにいた男子生徒たちまでも、ジャンプして屋根をつつこうと大騒ぎ。
「ヤモリだって虫を食べるんだから、放っときなさいよ!」って言ったんですけどねぇ…。

生徒たちは「なんでクモやヤモリがこんなところに来るの!」と文句を言っていましたが
そりゃあ、夜遅くまで屋内も屋外もしっかり照明をつけてるんだから
虫が寄ってくるし、それを目当てにクモやヤモリが来るのは当然だと思うなあ。

普段理科を教えているボスが、ここぞとばかりに食物連鎖の話をしていましたが
ヤモリの動きが気になって生徒たちの耳には届いてなさそうなのが残念。

スケジュール決定

2015年07月17日 | 今日のお仕事 
再来週から始まる夏期講習会のスケジュールが本決定しました。

今年の中3クラスは吹奏楽部員が多い上に体育祭の役員も思ったよりも多くて
開始時間を何時にするかで頭を悩ませていたのです。
吹奏楽部は朝から夕方まで練習するって言うし、体育祭準備は学校やチームによって
午前中心と午後中心に分かれているみたいだし、夜ならみんなそろうといっても
夜の時間帯は部活がある中1中2クラスを優先的に入れたいから
中3クラスをいくつも入れられないし…。

というわけで、参加できる時間帯を基準にしてクラス分けをすることで解決ということにしました。
例年だと、同じ時間帯にクラスクラスクラスと志望校別に分けていたものを
今年は、クラスクラスクラスを作るという感じです。
去年よりも生徒数が少ないし、レベルの差がそんなにないし、なんとかなりそうだ…
という目算が外れないといいなあ。

なにはともあれ、今年の夏も忙しそう。

喜びも束の間

2015年07月16日 |   中3 
第2回の模擬テストのデータが戻ってきました。
思った以上にヒドイ…。 特に国語…。
問題が難しかったから、平均点がかなり低かったようですが、それにしてもヒドすぎる。
第1回の半分くらいしか得点できていない生徒がいっぱいいました。

資料を細かく見ていくと、ウチの塾生の平均点の低さもビックリですが
全体の平均点がこんなに低いのも初めて…
となると、問題にも問題があったと言わざるを得ないかも。
イマドキの生徒たちの読解力の低下がそもそもの問題ではありますが。
平均点が低いのは国語だけじゃない、というのも気になるところです。

せっかく定期テストで「前より上がった!!」と喜んでいたのになあ。
このデータを返したら、かなりヘコみそう。
「夏期講習にしっかり励んで、夏休み最後に実施する次回のテストで挽回しよう!!」
というコトバにどれくらいの生徒が乗ってくれるのか、ちょっと心配。

食わず嫌い

2015年07月15日 |   中2 
中2クラスの授業終了後、理科担当の同僚が「いや~、タイヘンだった。
と言って事務室に戻ってきました。

聞くところによると、無セキツイ動物の分類を説明しているときに
「キモチワルイからやめて!と言って耳をふさいで突っ伏していた生徒がいたらしい。

テキストを見せてもらったら
「節足動物-昆虫類(バッタ・トンボ…)、甲殻類(エビ、カニ…)、
        クモ類(クモ、サソリ…)、多足類(ムカデ…)
 軟体動物(イカ、タコ…)」

という感じで、字が中心で、バッタとザリガニの図(モノトーン)がついている程度。

見た目は生々しさのかけらもなく「キモチワルイ」要素はなさそうですが
本人は字だけで現物を想像してしまってダメなんだって。

そこで、「寿司屋に行ったら食べるでしょ!エビやカニなんて美味しいじゃないか!
と言ってみたところ
「魚介類は全部キライなので寿司屋には行きません。」と返ってきたそうです。
しかも、キライな理由が「見た目がキモチワルイから」
小学生の時に修学旅行で佐渡に行ったのに、魚介類はいっさい食べなかったそうです。
もったいない!!
きっとすごく美味しかったと思うよ~。
それに、新鮮な海の幸を味わっていたら、魚介類に対する気持ちも変わっていたと思うな~。

その生徒は「生々しいのがイヤ。」とも言っていて、人工的なものの方が好きなのだそうです。
軽い潔癖症?中2らしいといえば、らしいのかな。
人工的なものの方が、体にとって良くないんじゃないかと思うんですけどねー。

can違い

2015年07月14日 |   誤・迷答!
この暑さのせいなのか、夏休み直前だからなのか、だらけきっている生徒が多数…。

中2英語の宿題ではこんな解答が。↓↓↓

助動詞can「~できる」を、「あなたの飲み終えたカン」と意訳するとは。
そして、そんなものを「また見たい」と切望するとは。
確かにcanには「缶」という意味もあるけどさー。
なんでそんなありえない状況の英文が出題されると思うんだろう…。
(ちなみに正解は「私はもう一度あなたに会えることを希望しています。」)

この生徒は、続けてこんな解答も書いていました。↓↓↓

know は「信じる」ではなく「知っている」。
「信じてくれない」と「知らなかった」では、だいぶ「彼女」に対する印象が違うなあ…。

普段からちょっと思いこみの激しい生徒なので、そのことを面談でも指摘したし
しょっちゅう「問題をよく読め!」「見直しをしろ!」と声をかけているんですけどねー。
本人に気をつけようという意志がないとダメみたい。

猛暑日にもかかわらず

2015年07月13日 | 今日のお仕事 
今日は新潟県が全国的にいちばん暑かったようですね。
高田の38.5℃には及びませんでしたが、この辺りも35℃をこえる猛暑日でした。

外を歩いていると息苦しいような暑さは、夜になってもあまりかわらず
このまま熱帯夜になりそうな勢いです。

こんな天気なので、どの教室も授業が始まる前からしっかり冷房を効かせ
熱中症対策は万全!な状態にしました。
さすがに休憩時間に外に出ようとする生徒はいないだろう…と思っていたのですが
甘かった。

数名の小学生男子が外で缶蹴りをしようと近くの自動販売機付近から
空き缶を拾ってきたのを発見。
まさかと思い「何やってるのー?」ときいたら
「缶蹴りってどうやって遊ぶか教えてー!」と逆質問。
君タチはこんな日に外で走り回ろうというのか!!
時刻は5時を過ぎたとはいえ、まだ35℃以上あるというのに…

「熱中症になるから今日はやめておきなさいよ!」と声を掛けたら
「水筒を持ってきたから大丈夫!!
いやいやいやいや。
何かあってからでは遅いので、今日のところは教室で大人しくしてて。

しぶしぶ教室の中に入っていきましたが、小学生って元気だなあ。

月岡公園のユリ

2015年07月12日 | 今日の出来事 
去年見に行ってよかったので、今年も!ということで
今日は真夏の暑さの中、月岡公園へユリを見に行ってきました。

新聞やラジオなどでも紹介されていたため人が多そうだったのと
暑さが厳しいだろうと思って、午前中早めに出かけたのですが
既に大勢の人人人。暑さも十分。

でも、ユリは本当にキレイでした!

近くで撮ったのがコチラ。
1つ1つがしっかりしていて自己主張している感じで見事でした。

敷地内の広場では、遊具(特に噴水周りの水が流れているところ)に子供たちが
たくさんいて、暑さを吹き飛ばす勢いで遊んでいました。
今年は甥っ子も一緒だったので、一緒に汗だくになってきました。
しかし、あんまり暑いので早めに切り上げることに。
もっと涼しければ、もっと長く遊べたんだろうなあ。
でも十分満足です。