白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「太田なわのれん」に招待されました。

2009-02-15 22:43:44 | インポート

 二月十三日(金)曇り。春一番が吹いた。

 八時前に起きて朝食。食後は、昨日が締め切りだった原稿に向かう。明日が土曜日なので、雑誌社は休みなので、どうしても今日中に入稿して、原稿をチェックしてもらわなければ。

 朝から頑張って、三時過ぎにようやく脱稿した。遅れたお詫びと一緒にメールで送信。ヤレヤレである。

 夕方事務所に行き、郵便物の確認。先日コメントした「読売新聞」が届いていた。もちろん「新潮」のヨタ記事の取材であるが、社会面に大きく掲載されていた。他社の友人の公安担当記者によれば、やはり、「『新潮』さん、やってくれましたネェーと、大笑いで、責任者がどうやって責任をとるのか、賭が始まっている」と、笑いながら教えてくれた。読売の記者氏も言っていたが、「『新潮』の記事を真実と思う記者など一人もいない。これは何も新聞社だけではなく、週刊誌や他の雑誌社も同様で、『新潮』を擁護する者が一人ぐらいいてもよさそうなものだが」と、苦笑していた。昨年は、「毒入りギョーザ」が評判となったが、まさか「毒入り週刊誌」が出てくるとは思わなかった。

 夜は、お世話になっている方たちのご招待で、若葉町(伊勢佐木町の裏通り)にある老舗、「太田なわのれん」での一献会。このお店は、横浜では、名店中の名店で、創業は明治元年というからすごい。日本で最初の「牛鍋」の店だが、まあ値段もそれなりで、地元でも残念ながら私のような浪人風情が「常連」になれる店ではない。ここは、牛肉の角切りを味噌タレで食べる。当時は、牛肉を食べなかった日本人に対して、猪の「牡丹鍋」にヒントを得たのが始まりと言う。

 本当に美味しかった。その後は、二軒、ご招待していただき。深夜一時近くに帰宅。いやはや久し振りに贅沢をさせて頂いた。皆さん。本当に有難うございました。

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コメント (2)
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朋、遠方より来たり。

2009-02-15 21:52:49 | インポート

二月十二日(木)晴れ。

 六時起床。朝食の後に東京へ。對馬則政、佐久間五郎の両氏と待ち合わせて、公私共にお世話になっている方へご挨拶。

 そこで頂いた「土佐一人新聞」という機関紙によれば、ホームレスは、圧倒的に男の方が多いとのこと。(そう言えばそうだ)たまに女のホームレスも見なくはないが、ほとんどが男である。なぜ女が少ないかと言えば、男より女の方が「恥」というものを敏感に感じているからと、その新聞は指摘している。

 女の人は、幾つになっても化粧をするし、着る物にも気を遣う。それは男以上だろう。また、女性は逆境にも強いという。つまり男は逆境になると、アッサリと諦めてしまうが、女性は精神的に強い。しかし、ホームレスが沢山いる背景には、もっと悲惨な女性、つまりホームレスとなって出て行ってしまった家を守っている女性がいる。と指摘していた。ナルホド。

 十時半から、新宿で朝日新聞社の記者氏から取材を受けた。勿論、「新潮」のヨタ記事の取材である。記者氏によれば、ガセであることは明白で、朝日新聞のみならず、読売や毎日の記者たちも、大笑いで、ことの成り行きを楽しみにしている、とのことだった。一時間ほどで別れたが、こちらも貴重な情報を教えて頂いた。

 横浜に戻り、一時から床屋へ。自宅に、展転社の藤本君から電話が入り、何と、彼が私を名誉毀損で告訴すると息巻いている。ナナ、何だ、普段は仲良しを装っているくせに、ひどい奴だ、と思ったら、背後には、三澤浩一君がいて、悪知恵を授けているらしい。何でも、先日、私がブログで、藤本君を「財布に一万円も入っていない」と書いたことが、名誉毀損にあたると言う。彼曰く「一万二千円は、入っています」と、抗議を受けた。藤本、三澤の大日本因業団からの攻撃には、とても太刀打ちできないので、いずれ中華街で一席持つことで、告訴を取り下げてもらうことになった。いやはや口、いやブログは災いの元である。

 五時半に、関内駅にて、佐久間五郎、山本眞一朗の両氏と待ち合わせて、中華街の「安記」へ向かった。この店は、私の好きな店で、長い間、お粥しか食べたことがなかったが、最近は酒のつまみにぴったりの小皿料理があることを知り、夜も通っている。何しろ、安くて良い。

 絶品の料理と紹興酒を堪能した後は、おきまりの「サリーズバー」へ顔を出す。知り合いばかりで盛り上がったが、特に、生まれて一度も海外に行ったことがない、という山本氏に、「最近、パスポートの取得が簡単になって、『ドンキホーテ』でも作れる」と話したことが、店で大うけだった。山本氏、まさか本当に「ドンキホーテ」に行ったわけじゃないだろうな。

 十時過ぎに解散して帰宅。早目に寝た。


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