白雲去来

蜷川正大の日々是口実

いざ我が友よ、まず一献。

2009-02-26 22:10:01 | インポート

二月二十五日(水)曇り。

 朝食後は、昨日に続き津久井龍雄氏の本を読む。頭が少々腐っているので、中々進まない。うーん、うーんと言っているうちに正午。午後一番で歯医者。また最近歯の調子が悪い。一時間ほどで終了。その後は、ランドマークのスタバで顔見知りの記者とお茶。

 二時過ぎに事務所へ。今日は郵便物がドサッと来ていた。獄中の同志からの書簡が二通に、カタログ請求の葉書が二通。その外、月刊誌が四誌、ダイレクトメールや請求書。読んでいる内に、後輩、三人が来訪。仕事の途中で寄ってみたとのこと。

 夜は、恒例の「ヨンドン会」を、自宅の近くの焼き肉屋「清水苑」にて開催。めずらしく十二名が出席。聞けば、お店のマスター氏が肝臓で入院中とのこと。人事ではない。

 終了後は、隠岐康氏と関内に転戦。馴染みの店に寄った後は、サリーの店で仕上げ。久し振りに隠岐氏と酔談風発。お互いに、「酒はなるべく控えましょうと」、言いつつ、では仕上げに寿司屋でも、とサリー姐さんとお店に来ていた、たらこちゃんを誘った。

 一時過ぎに帰宅。パソコンで、「週刊朝日」の編集長、山口一臣氏のブログを発見。「ダメ編集長日記」が面白かった。「週刊新潮は死んだ」、是非、読んで下さい。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三十六年ぶりに、津久井龍雄氏の本を読んだ。

2009-02-26 21:49:11 | インポート

二月二十四日(火)雨。

 雨が降ると、多少は花粉が飛ぶのを押さえられるのだろう、くしゃみの回数が減った。テレビで、家に居ても花粉が入ってくるので、洗濯物や布団を干す時は、気をつけて下さいとか、フローリングは、いきなり掃除機をかけるよりも、まず拭いて下さい、と言っていた。

 今や、国民的な病気となった花粉症だが、これだけ医療と科学の発達したわが国において、これを何とかしようとする、国家的な対策が出来ないものなのだろうか。

 朝食後は事務所にて、国家社会主義者の屈指の理論家であった津久井龍雄氏の調べ物をするために、久し振りにがぁーと本を読んだ。「証言・昭和維新」(新人物往来社刊)と「異端の右翼ー国家社会主義者とその人脈」(新人物往来社)の二冊である。

 「大吼」の春号に、猪野健治先生にご依頼した原稿に津久井龍雄氏のことが書かれていたので、そのおさらいをした。

 「マルクス社会主義と国家社会主義の共通点は何であるか。それは、国家の目的が共同生活にあるとする点にほかならない。一般社会主義は、土地も資本も共同生活に使用することを主張するするものだが、その点では、国家社会主義も異存はない。その点で、国家社会主義は、社会主義の一種であることを主張する権利を有する」(「異端の右翼」一四七頁)。

 「大右翼史」の著者である荒原朴水先生は、「国家社会主義は、右か左か真ん中に線を引いて区分すれば、明らかに左である」と仰っていた。津久井氏の本を読んだのは、私が二十二歳の頃。今読んでも、難解なのに、当時の私が理解できたのだろうか。いや出来まい。その証拠に、睡魔との戦いの結果、ようやく一冊読了しただけだった。

 夜は、お世話になっている方に、代官山の高級レストランにご招待された。名前は知っていたが、生まれて初めて入る店である。味は、言うまでもない。高級な店と言うものは、味はもちろん、そこで働く人たちの「味」も一流なのだと感じた次第。お土産に頂いたクッキーに、家族は大喜びであった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする