五月十一日(月)晴れ。
今日も良い天気である。ニュースで忌野清志郎さんの告別式のニュースを見た。彼と私は同い年だが、残念ながら、年相応の「連帯感」というものがない。大体、私と同世代のヨコハマの連中は、ああいったロックのファンが少ないのではないだろうか。もちろんこれは私の偏見である。ヨコハマのロックとは、チヨット違う。都会的で「今」過ぎる、といったニオイがする。柳ジョージとも、クレイジー・ケンとも、あるいは、もつと昔の、べべズや、その進化系のパワーハウスや、カップスとも違う。いや私がイモイだけかもしれない。それでも、告別式に四万人ものファンが来るというのだから、凄い事だ。でも竹中直人の弔辞はクサ過ぎて見ていられなかった。芸能人と言うのは、ああいった場面でも「役者」を演じ、「ウケ」を狙ってしまう、悲しい性があるんだと、同情さえしてしまった。もっと淡々と弔辞を読んだなら、悲しみが増し、思い入れも深かっただろうに、余計な心配をしてしまった。ゴメンネ竹中さん。 反対に、泉谷しげるのコンサートの模様もニュースに流れたが、彼のコメントや所作の方が悲しかった。本当に友を失った悲しみが、彼なりに表現されていて、胸を打った。まあこんなことは、関係者にしてみればどうでも良い話で、平身低頭かんべんしてください。
失礼ながら私には、アイ高野、ディブ平尾、岡本信といった人たちの死の方が、身近に感じて悲しいのだ。
終日、仕事をしていた。市村清彦さんの「新潮社報道の総括」の原稿が送られてきたが、これがとても読み応えがある。次号の「燃えよ祖国」にて掲載いたしますので、お楽しみを。
今日も、家飲みで、大破・轟沈に近かった。今日も面目ネェー。シェー!