九月七日(水)晴れ。
自宅を出ようとしたら、内田春雄氏から連絡があり、「先日、塗り残した所を今日やります」とのこと。ひとりで仕事をさせておいては申し訳ないので、私も、自宅のパソコンで仕事をした。
午後になって、友人が来訪。内田氏と共にお茶。最近は、サイフォンで淹れるコーヒーが好きになって、三種類くらいの物を買っておいてある。私は、余り濃い目のコーヒーが駄目で、少し薄めにする。その方が沢山飲んでも体に良いような気がする。
お中元に沖縄の友人から頂いた「テビチ」を煮てみた。パソコンでレシピを見ながら作ったが、これが中々大変で、何度も煮こぼししながら臭みをとって、最後は面倒なので「白だし」を使って味付けをした。柔らかくなり、食べられるようになるまでに五時間ほどかかった。次は、完成品を冷凍した物を送って貰おうと思った次第。
夜になって、松本佳展君が来訪。以前に頼んでおいた、古い曲のダウンロードが出来て、CDに入れて来てくれた。それと簡単に音楽をダウンロード出来る(もちろん著作権の消滅した戦前の音源)ソフトを貰った。
そういった歌や曲が好きな人たちが、アカペラで歌ったものだが、戦前の先輩達が、そういった歌を歌いながら、大陸に雄飛していった、壮大かつ哀愁のこもった曲ばかりである。例えば、「男の酒・一献歌」や「流浪の旅」「馬賊の唄」「星落秋風五丈原」といった歌である。私の機関誌で、昔の歌の特集をやってみようと思う。
「大吼」の創刊三十周年記念号の編集と校正が全て終了した。今回は、かなり疲れた。自分へのご褒美に一杯やるかとも思ったが、深酒になってはいけないので、「黒霧島」を三杯だけ飲んで布団に入った。