今日は、何と言うラッキーな一日なのだろうか。良いことが四つも重なった。こんな僥倖は希である。昼間に、思いがけず友人から連絡があり。昼食を共にした。車だったので、飲めなかったのが残念だが、言葉の通じ合う人との食事の時間ほど楽しいことはない。
サリーからメールが入り、朝日新聞の横浜版に、作家の山崎洋子さんが連載している六十年代のヨコハマのシーンに、先日、取材を受けた、サリーとジュンコちゃんが出ている。ネットでも見れるとのことなので、早速、その記事を読んだ。「青春の輝き今も」という記事は、別項で掲載させて頂きます。とりあえず朝日新聞に掲載された、お二人の写真をアップします。
※朝日新聞の横浜版に掲載されたお二人の写真。場所は関内の「サリーズ・バー」。
嬉しいことの三つ目は、私のこのブログに、「いつも楽しく拝見させていただいてます。お酒をこよなく愛されている貴兄に美味い美味い酒をお送りしたいのですが、どちらへ配送すればよろしいでしょうか。ちなみに私は20年ほど前に野村先生に大変、大変お世話になったものです」。という書き込みがあった。
本当であれば、ハンドルネームでの書き込みに対しては、返事をしないのだが、文章の中に感じ良さがあり、何といっても野村先生を知る人である。会社の住所を送ったところ、何と、日本酒、焼酎、ウイスキーの三本セツトと、高級そうな生ハムとイタリアンサラミが届いた。早速、送られてきた住所にお礼の手紙を書いて送った。しかし、苗字だけしか書いてなく、その苗字の方に記憶がない。手紙の追伸として、「差し支えなければ、お名前を教えて下さい」と書いた。その方と、今日の夜、お世話になったいる方に連れて行って貰った、六本木のショーパブで、バッタリと会ったのである。
私は、そのお店に行くのは、初めての事で、当初、その方に声を掛けられたときには、一瞬ポカンとしてしまった。こんな偶然が世の中にあるのだろうか。お顔をみれば、二十年も前に、幾度かお会いしたことがあることを思い出した。お互いに連れがあるので、この時は、ご挨拶だけして別れたが、この奇遇の再会の興奮が中々冷めやらなかった。
私は、世の中に「偶然」はないと思っている。偶然だと思っていることは、実は「必然」なのだと・・・。私は、こういった出会いを良く経験する。旅先でも知っている人と会う確立が高い。釜山の雑踏の中でも、いきなり「蜷川さん」と声を掛けらたり、ソウルでもそうだった。香港やタイでもこういったことが幾度かあった。そういえば、野村先生は、私よりももっと「引き」が強い人だった。ヴェネツアの鄙びたレストランに入ると、そこに内田裕也さんがいたり・・・。これも偶然ではなく、必然のなせる業と信じている。
最後の、ラッキーな出来事は、前述した、お世話になっている方に、夫婦で、お食事にご招待された。お店は赤坂の有名なローストビーフのお店「ロウリーズ」。以前テレビで見たことがあるが、入るのは初めてである。一歩店に入ると、高級レストランという雰囲気が感じられ、従業員のマナーは洗練されている。百三十席もある店内は、何と満席である。
サラダや、ローストビーフを出す時のパフォーマンスも素晴らしい。また連れて行っていただいた方が、そのお店でいかに大事にされているかが感じられ。料理の味に加えて「人間味」を堪能した。
本当は、その方の奥さんも同席の予定だったのだが、只今妊娠五ヶ月目。つわりがひどいので、残念ながら今日は欠席となった。
その後、行った六本木のショーパブ「STAR」で、前述の出合いがあったのである。最近は、友人や読者、社友のご支援に感謝する日々である。たとえ貧乏していても、友人や社友という最高の宝に恵まれていることを実感している。