白雲去来

蜷川正大の日々是口実

蜷川会を開催。

2012-06-12 23:19:11 | インポート

六月十一日(月)曇り。

バタバタと慌ただしい一日だった。午前中は、掛りつけの医者に血圧の薬を貰いに行ったのだが、ここの先生、医者の不養生で、体調を崩し、代わりの医者が来ている。問診だけで金をとられても仕方がないので「薬だけ下さい」と言ったにも関わらず、血圧の検査をさせられて、領収書を見るとで保険の点数が235点となっている。それが高いのか安いのか分からんが、何となく納得しがたい。ここの医者に言われるまま血圧計を買って、毎日表にして持っていっているも関わらずだ。臨時の医者に診てもらうのならば病院を変えようと思っている。

夜は、恒例の「蜷川会」を野毛の「弥平」で開催。飲み仲間たちが集まって、楽しい酒席となった。終了後は、関内に転戦。考えてみれば、我が街、関内に行くのも久しぶりの事である。「HIRO」から同じビルにある「アビール」に転戦。それでも十二時前には自宅に戻った。

眠い目を擦って、NHKの日本陸上選手権を見た。


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最近の読書。

2012-06-12 13:10:40 | インポート

六月十日(日)晴れ。

 ここの所、がぁーっと本を読んでいる。最近読了した本と言えば、「酒と作家たち」(浦西和彦著・中公文庫)。これは楽しめた。様々な作家の人たちが「酒」と「人」に関するエピソードを披露している。しらふで読んでも酔ってしまうような楽しい本だった。大隈秀夫さんという評論家が大宅壮一氏宅で飲んだ折に、頂き物のジョニーウォーカーの赤と黒の詰め合わせを大宅氏が出してくれた。大宅氏が、「何で同じウイスキーなのに赤と黒があるんだ」と聞いたらしい。大隈氏は、それに対して、シレッとして「黒は男用」で、「赤は女用」と教えて、「僕は男だから黒を飲みます」と、高い方からまんまんと空にしてしまったそうだ。その他、川端康成、井上靖、林芙美子といった文豪の人たちのエピソードが満載。いい本だった。

 「私の銀座」(「銀座百点」編集部編・新潮文庫)も面白かった。過去に「銀座百点」に書かれた、有名人の銀座に対する思い入れや想いが描かれている。私も、伊勢佐木町に関してこんな本を作ってみたいと思った次第。

過日、作家で料理研究家の邱永漢氏が亡くなられたことを新聞で知った。この人の書く、料理に関するエッセイが好きで何冊か読んでいる。事務所の書庫を探したら二冊ほどあったので、「邱飯店のメニュー」(中央公論社)を持って来て読んだ。裏表紙を見たら鉛筆で四百円とあるので、何処かの古書店で買ったのだろう。そこに面白いことが書いてあった。邱氏いわく「一口に中国人と言っても、広東人と台湾人と浙江省の人とでは、風俗習慣も違うし、料理も違うし、言葉だってまるで通じない。台湾でいう広東人は、広東省に住む客家人のことで、横浜中華街の広東人とは、言葉はもとより、人種だって同じではない。」と言う。さすがに中国は広い。

後は、ご恵送頂いた本で、産経新聞の那覇支局長の宮本雅史氏の「報道されない沖縄」(角川書店)。「ヤクザに弁当を売ったら犯罪か?」(宮崎学著・ちくま新書)、「日本人養成講座」(三島由紀夫著・平凡社)、「憂国か革命かテロリズムの季節のはじまり」(鹿砦社ムック)、「メルトダウンする憲法・進行する排除社会」(同時代社)、「ネツトと愛国」(安田浩一・講談社)などである。

「ネットと愛国」は、先日、鈴木邦男さんから「読んでみて」と紹介された本だが、書く方も書かれた方のどちらも、あまり好みではなく、久しぶりに後味の悪い思いのした本だった。

今日は、午後から、天王町のお祭りに行った。サリーファミリーたちと、お祭りをそっちのけで、飲んでばかりいた。終了後は、久しぶりに「愛福楼」で仕上げ。


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