「引き裂かれた約束」が面白かった。

一月四日（金）晴れ。

 朝食は、子供たちのリクエストで、カレー。テレビのＣＭではないが、「お節もいいけどカレーもね」を実践した。

十一時半から、下の子供を連れて歯医者。終了後は、ランドマークタワーにある書店へ。子供が本を探しているうちに金正日の料理人だった藤本健二さんの新刊「引き裂かれた約束」（講談社刊・1500円）を立ち読みしていたら面白くて買ってしまった。スタバでお茶をしながら三分の一ほど読んで、自宅に戻ってからあっという間に読了した。

 

民主党政府が、藤本氏を利用しようとしたことや、北朝鮮滞在中のことなどが詳しく書かれている。毎日新聞の編集委員である鈴木琢磨氏が解説の中に、日本政府や外務省はもとより、ＣＩＡでさへ藤本氏の持っている情報にはかなわないと書いていた。今年の読み始めの一冊。中々面白かった。

 

さすがに今日は休肝日とした。今年は、なるべく自宅での晩酌は控えるつもりでいる。李白ではないが日々酔って泥の如し、では体が持たない。

 

早めに布団に入って、録画しておいた「居酒屋兆治」を見た。昭和五十八年に公開された時に見たのだが、その時はさほど面白いとは思わなかった。しかし、感性も歳と共に成長して行くのか、ホロリとさせられた。時計を見たら深夜の一時過ぎ、静かに寝た。

駅伝応援と初中華街。

一月三日（木）晴れ。

 連日、良い天気が続いている。そう言えば、昨日、皇居にてお会いした古い友人の川越さんから「正月から飲んだくれてるの？」と聞かれたので、つい「去年からずっーと」と、思わず答えてしまったのには、皆が大笑い。さすがに今日は酒を抜こうかと思ったが、愚妻が、「今日までにしたら」。と誘う。

 

それではと体調を整えてから暗くなるのを待つ。原稿でも書こうかとも思ったが、箱根駅伝の復路のテレビが気になって仕事どころではない。復路の花の九区、戸塚、鶴見間を選手が走るので、我が家からすぐ近くの権太坂へ行き、選手を応援する。沿道は凄い人である。この応援の中で走る選手は、選手冥利に尽きるだろう。

私が陸上競技をやっていた中学、高校生の頃は、沿道にこれほど人がいなかった。何しろ、テレビ中継などなく、ラジオでの中継だったからだ。高校駅伝も同じでラジオ放送だった。ちなみに、箱根駅伝のテレビ中継が始まったのは昭和六十二年。だがこの頃は完全中継ではなく途中が抜けて放送していた。完全中継となったのは第六十五回大会の平成元年のことである。テレビで中継されることによって応援するファンも増えて行った。今年は、日本体育大学が優勝。名門復活と言う所か。様々がドラマが展開されて悲喜こもごも、いつもながら見ごたえがあった。

※先頭を走る日体大の選手。

夜は、カメちゃん、愚妻、アコチャンと一緒に今年、初中華街。五時に「安記」へ。今日が初営業という事もあってお店は満員。いつものメニューをいつもの紹興酒で堪能した。その後、「颯」へ。ここへ古い友人のＹ氏が合流。一時間ほどで解散。

皇居参賀へ。

一月二日（水）晴れ。皇居参賀。

七時に起床。軽く朝食を済ませてからカメちゃんと待ち合わせて東京へ。今日は、皇居で行われる一般参賀に行く。もう何年この行事に出席しているだろうか。途中、川崎駅にて松本佳展君小枝さんご夫妻とブッチー増渕君と合流。東京駅にて社友のライト隊長が待っていてくれた。

丸の内の東京会場前で、ＦＢで知り合いになった方や、盟友の爆発五郎さん、大日本天誠団の内田春雄団長とお孫さん等と偶然にも一緒になる。皇居内に入る人の波には驚かさせられる。毎年人が増えているような気がする。嬉しいことだ。

天皇皇后両陛下やご皇族の方々のご会釈を賜り、陛下の新年のご挨拶を聞く。いつもながら私がなく、お言葉にあるものは国民と国家と世界平和だけだ。恐懼してお聞きした。その後、靖国神社を参拝。茶屋で同志らに新年のご挨拶をしてから帰宅。

一時半過ぎに自宅に戻り、サリーファミリーたちと新年会を開催。六時過ぎには大破轟沈してしまった。