一月十三日(日)晴れ。
今日は、昭和六十二年の今日、私たちが惹起した事件から二十七年目の日。あの日は、前日からの雪で、何か、前途を祝福されているような気がした。そして雪深い北海道は網走での生活を余儀なくされた。先帝陛下が崩御なされ、元号が昭和から平成に変わった。
石原裕次郎や美空ひばりといった昭和を代表する芸能人が亡くなり、時代の移ろいを感じたのもあの頃だった。あれから二十七年か・・・。正に光陰は矢の如し。
夜は、アジア放浪から帰国した杉山茂雄君が来訪し、彼の安着祝いを今年初めての「やまと」で行った。ミャンマー、ベトナム、ラオスなど彼の旅の話を肴に酒がすすむ。二月から、東大東島に行きサトウキビ畑で働くそうだ。そして、お金が溜まったら、次はインド放浪の旅に出ると言っていた。羨ましい限りだ。私の若い頃は、海外に行くのは、とても大変なことで、今と違って、費用もとても高かった。いや海外を旅するという発想すらなかった。
しばらく、海外に出ていない。いずれ、オールド上海を訪ね歩いてみようと思っている。連日の酒で、疲れていたので、「やまと」一件のみで解散。