白雲去来

蜷川正大の日々是口実

非常識な男のいる所が「良識の府」とは笑わせる。

2013-11-01 14:54:06 | インポート

十月三十一日(木)晴れ。

みずほ銀行の提携会社がやくざに融資したからと言って騒がれている。それでグズグズ言うのならば、今まで払った金利も返還したらどうだ。儲ける時だけ儲けておいて、いざとなったら被害者を装う。大体、ヤクザだったら車のローンも「不正融資」になるなんておかしな話ではないか。

そんなことよりも、一流ホテルの食材偽装の方がもっと問題だ。これは明らかに詐欺ではないか。高い金を取っているにもかかわらず、中身が三流どころかまがい品。下町の居酒屋や回転寿司だって今時そんなことをしない。

ヤクザが居たって国は亡びないが、一流を装っている連中が、実は三流以下だったということは国家の品位、いや日本人の品位そのものが否定される結果になるということを、経営者やホテルマンは肝に銘ずるべきと思うがどうだろう。

それと「牛脂注入肉」というのは何とかならないものなのか。素人ではほとんど区別がつかないのが難だ。それと肉に薬をかけて色を鮮やかにすることも。高級ホテルとか言って、貧乏人を見下しているが、高級なスーツやタキシードの下には、風呂代もケチった不衛生な乞食同然の連中が商売をしていると言うことが分かっただけでも良かったのかもしれない。まあほとんどが、プライドを持って接客しているホテルやお店が多いのだろうが、営業停止にして貰いたいね。

しかし連日、よくもこうくだらんニュースが多いのかと呆れてしまう。最も常識も非常識の区別が分からない小僧のいる所が「良識の府」と言うのだから笑わせてくれる。

夜は、三十年もお付き合いのあるTAKAKOママのお店の三周年があり、久しぶりに狭斜の巷に出かけた。怪しげな仮装をしたオネエちゃんが目立つと思ったら、ハロウインだって。ハロウィンは祝っても新嘗祭の意味と意義も知らない日本人が多い。世も末だ。サリーを誘って「うさぎ屋」で〆。


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