十一月九日(土)曇り。
歌手の島倉千代子さんが亡くなられた。肝臓癌ということ。何でも以前に乳がんを患い、それを抑える薬が肝臓がんを誘発したのではと、テレビに出演していたゲストのお医者さんが言っていた。私も、血圧と胃のピロリ菌を押さえる薬を飲んでいるが、一年前くらいから両腕に赤い斑点が目立つようになった。
歯医者の先生から指摘され、地元で評判の皮膚科を紹介され検診を受けたが、皮膚科医いわく「皮膚病ではありません。念のために内臓の検査を受けたら」と言われた。通っている内科では具合が悪いので、他の病院に行き皮膚科で言われたことを伝えて、血液検査をして貰った。結果は、異状なし。そこの医者が言うには、「飲んでいる薬が血管を広げる効果があるのでそのせいでは」と。ちなみに、その血管を広げる効果のある薬とは「ナトリックス」というもの。(その薬をやめてから一月余、徐々に腕の赤い斑点が薄れてきた)
それを、掛りつけの医者に言ったところ、三種類出ていた薬が二種類となった。(ムノバールとファモチジン)このように薬は、ある症状には良くても、飲み続けていると他の病気を誘発すると言うリスクがあることを実感した。まあ健康で薬など飲む必要がないのが一番なのだが、考えてみれば、何処かが悪いからこそ、体を気遣うきっかけになることもある。
島倉さんのレコードもCDも買ったことはないが、彼女の歌では「東京だよおっかさん」と「からたち日記」が好きだ。また昭和が遠のいた。