十一月二十七日(水)晴れ。
風が強く、寒い一日だった。暑いのは好きだが、寒いのは苦手だ。戯れに愚妻に、「景気も悪いし、青森のお前の実家の近くに家を建てて住もうか。今は、パソコンもあるし、仕事にはさほど困らないだろう」。と言えば、「何言ってんの。あんたは、いつも夏の一番いい季節の時しか行かないからそんなことを言うけど、冬に行ったら三日で横浜に帰ろうと言いだすよ」。といつも馬鹿にされる。
夏場だってほとんど人もいないのに、冬の厳しい時期には、寂しがり屋の私は、人恋しくてたまらなくなるだろう。としみじみ思う。移住するならば暖かい所に限る。でも沖縄だったら、盟友の新垣和彦氏など友達が多いので、連日の酒で体が持たないだろうなぁー。そんなアホなことを考えながら、午前中は歯医者。終了後は、ランドマークにある書店を冷かしてから事務所へ。しばらく仕事をして帰宅。冷蔵庫に晩酌の肴がないので、最近できた「サミット」というスーパーに行ったら、何とこの時期にカツオがあった。まあ花札で言えば、「さんぞうか、しぞう」程度の物だが、この際仕方がない。「ニンニク西口、駅の前」などと鼻歌を歌いながら、ネギをたっぷり切って食べた。ふふふという感じだった。
愚妻には、牡蠣のむき身を買って、塩もみしてから牛乳で臭みをとってから、片栗粉を軽くふってニンニクで香りづけしてから牡蠣油で炒めた。いやー自分で言うのも何ですが、お金を取れますね。この美味しさは。トムクルーズの主演の「オブリビオン」をDVDで見たが、十分でやめた。レンタル屋には、最近、こういったSFドタバタ物が多いような気がする。録画しておいた「酒場放浪記」で口直し。