白雲去来

蜷川正大の日々是口実

桜桃忌か・・・。

2014-06-17 10:24:46 | インポート

六月十六日(月)晴れ。

今日も良い天気である。朝食は、赤ウインナー、ポークハム、目玉焼きに千切りキャベツ添え。私の愛するB級メシである。家族が出払った後にのんびりと食べる。天気は良いし、目玉焼きにソースをかけても、文句を言われることもないし、ささやかな至福の時ですな。

過ぎてしまったが、六月九日は太宰治が玉川上水で自死した日で、毎年、この日を記念して、太宰のお墓のある東京は三鷹の下連雀禅林寺でその忌が行われる。太宰忌は「桜桃忌」と呼ばれているが、その由来は、彼の晩年の作品に「桜桃」があり、太宰の亡くなったこの季節が、桜桃の熟す頃にあたるからである。

野村先生が亡くなられた十月二十日は「群青忌」。太宰に倣った訳ではないが、遺著となった「さらば群青」から命名した。名付けたのは、元楯の会の阿部勉さんである。その阿部さんも、平成十一年の十月十一日に五十三歳と言う若さで亡くなられた。阿部さんの命日は、経営していた古書店「閑人舎」から、弟分の元フライデーの記者である新藤厚さんが「閑人忌」と命名したが、もう少し、おしゃれな名前の方が良いかもしれない。

ラジオが聞きたくて、家電の量販店に行って三千五百円の物を買って来た。一応メーカーは東芝。CDも聴ける優れものである。我が家には、私の誕生日に格別お世話になっている方から頂いたBOSEのCDラジカセがあるのだが、ラジオを聞こうとするとコンセントがプリンターやパソコンなどの機器と一緒なので、雑音を拾ってしまいとても聞き苦しい。仕方がないので、電池でも聞けるものが欲しかったのである。そうそう、なぜラジオが聞きたかったかと言えば、昼間のテレビが余りにもくだらないからである。

テレビを消せば良いのだが、家のすぐ裏で行っている建築工事の音が耳触りで、静かにしていると、その音でイライラする。BGM代わりに聞いているのならば、テレビよりもラジオの方が気にならない。以前ニッポン放送の夕方の番組「ザ・ボイス」に藤井厳喜先生が出ていたが、まだパーソナリティーを務めているのだろうか。

P1000199 ※これが三千五百円とは、嬉しいですね。

夜は、我が酔狂亭で月下独酌。


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