白雲去来

蜷川正大の日々是口実

清明の時節、雨、紛紛。

2015-04-09 12:46:19 | 日記
四月六日(月)晴れ。

今日は、上の子供は大学へ初登校。これまでと違って私服で行くので、どうも学校へ行くと言う感じがしない。下の子供は高校の二年生となった。玄関で恒例の写真を撮る。これも我が家の恒例の行事で二人の子供が幼稚園の頃から続けている。

家族が出払った後は、久しぶりに一人になった。家の片づけを済ませてから、十一時半のニュースの時間まではラジオを聴きながらのんびりとコーヒータイム。朝刊に目を通してから、PCに向かい、メールやFB、好きなブログをチェック。十一時半になるとフジテレビのニュース、そして正午にはNHKのニュースを見る。その後は事務所へ。もう少し暖かくなったならば歩いて行くのだが、まだ花粉が飛んでいることもあって車で行っている。

事務所に行くと、まずため息が出る。あれもやらなければ、これも・・・と、やることや、やらなければいけないことが多すぎて、ため息の中に埋もれてしまい。結局大したこともせずに時間が過ぎて行く。「少年老い易く」と言うが、もうとっくに老いているのだから、ジタバタしても仕方がないが、やるべきことはやらなければと、いつも決意表明だけはしているのだが。

そう言えば、昨日は「清明節」か。資料によれば、清明節は毎年、 四月五日前後である。この日は、人々が墓に参って先祖を祭り、野山に出かけて春の遊びをする民間の祭日である。清明節は農暦(旧暦)の二十四節気の一つ。春風が吹き、暖かくなると、空気は新鮮で爽やかになり、天地は明るく、清らかになる。このため「清明」と呼ばれる。私は、「清明」と聞けば、杜牧の「清明」が浮かぶ。

清明の時節 雨 紛々
路上の行人 魂を断たんと欲す
借問す 酒家は何処に有る
牧童 遥かに指す 杏花村

「(一海知義「漢詩一日一首」からの引用です」清明は春分の日から十五日目、花の季節であるが、雨が多い。清明の時節に、しきりに降る雨。雨の降りしきる道を、ひとりの旅人がゆく。ただひとり旅ゆく人の胸は、かえってさみしさにしめつけられる。
せめてこのさみしさを酒にまぎらわそうと、借問す、ちょっとたずねてみる。居酒屋はどのあたりにあるのかね。牛の背にまたがった牧童は、黙ったままゆっくりと指さした。それは杏の花咲くかなたの村だった。
この詩を、ベトナムの故ホー・チー・ミン大統領は、ベトナム独立同盟から使命を託されて中国に入り、蒋介石の軍に捕らえられて牢獄に繋がれたとき、次のような戯作に詠みかえている。

清明の時節 雨紛紛
籠裏の囚人 魂を断たんと欲す
借問す 自由 何れの処にか有る
衛兵 遥かに指す 弁公門

ちなみにホーチミンの漢字は、胡志明と書く。

夜は、久しぶりに松原商店街へ行き、魚幸にてマグロを買い求め、酔狂亭で月下独酌。

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何だかんだと出費がかさむ。

2015-04-09 12:32:07 | 日記
四月五日(日)晴れ。

朝食は、赤ウインナー、キャベツの千切りに目玉焼き。私が好きな、私の為の朝食である。これに昔のプレスハムがあれば良いのだが、最近はとんと見かけなくなった。

ニュースは、維新の党の上西何とかいう女性議員の話題でもちきり。まあ本人もこんなことでしか世間に注目されないのを知っているから、ひょっとして喜んでいるかもしれない。しかし日本は平和だとつくづく感じてしまう。どうでもいいけれどね。

午後から、上の子供のお付き合いで、横浜駅西口にあるビッグカメラへ行った。何でも大学生になってモバイルが必要になるとのことで、買いに行ったのだが、大学生になったらプレゼントしてあげる。と約束していたので、仕方がない。入学金や学費など何だかんだと出費の多い今日この頃。

私もモバイルを持っていないので欲しいのだが、どれも十四、五万円もする。当分お預けか・・・。夜は、久しぶりにカメ&アコちゃんたちと「やまと」へ。しばらく飲んでから「一休」へ転戦。

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