白雲去来

蜷川正大の日々是口実

台湾最後の夜のディナーは残念。

2015-04-18 12:18:45 | 日記
四月十二日(日)曇り。台湾にて。

晴れていてくれよ。と祈るような思いで部屋の遮光カーテンを開ければ、台北は花曇り。大行社の方々のほとんどが今日帰国とのこと。私は愚妻が初めての台湾ということもあって、今日は一日観光ツアーのお付き合いである。観光はあらかじめ日本で予約をしておいた。

朝食後に、JTBの小型バスが迎えに来る。同行は日本人ばかり四組八名。コースは、龍山寺→中山祈念堂(蒋介石の祈念堂)→漢方薬のお店の並ぶ迪化街→圓山飯店(グランドホテル)にて飲茶の昼食→忠烈祠(衛兵の交代式を見学)→故宮博物院→中国茶の体験→免税店。というコースである。日本円で一人四千五百円。
正直言って私はこの観光コースを来るたびに巡っている。一緒に来る人の何人かが初めての人がいるので、お付き合いするからである。
何度も来ているからとツアーを断っても、一人で台北の町で時間をつぶすほどこの町を知らなすぎる。まあ何度来ても何か新しい発見があるのに違いあるまい。と自分に言い聞かせて参加。

ホテルで、ツアーガイドから「パスポートを持って来て下さい」。とし言われたが、パスポートを持って人の多い観光地を歩くのは嫌だと断った。免税店で買い物をする際に必要なことは分かるが、そんな所で買い物をする気もないので断った。こういったツアーの面倒くさいのは、免税店や土産屋に連れて行かれることだ。台湾の土産物屋には何度も連れて行かれたが、正直言って横浜の中華街で売っているような物ばかり。まして台湾に五回も来ていれば今更土産物でもない。旅行会社の都合も分からないではないが、これが無ければもっと楽しいのだが。

しかし観光ツアーは、楽しかった。ガイドの解説もなかなか良くてまあ四千五百円では安いかなと思った次第。故宮は何度来ても感動する。有名な「白菜」や「豚肉の角煮」などとも再会できて感激した。夜は、何処のお店で食事をと迷った。いつも団体で来るので個人的に店を知らない。来る前にもっと調べておけば良かったと思っても後の祭り。以前「HANA」という鉄板焼きのお店に行ったことがあったのを思い出してガイドに聞けば、コックが変わって良くないとの返事。代わりに「京都」というお店を紹介されて台湾最後の夜のディナーの場所にした。ところが大外れ。肉はアメリカンビーフで美味しくないし、コックも「京都」と言う店の名前の割には日本語が全く駄目で、調理の仕方も雑。地元の料理にすれば良かったと猛省した。

食後は、また士林の夜市を冷かしてからホテルに戻った。

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蒋介石総統の銅像前での記念式。

2015-04-18 11:38:19 | 日記
四月十一日(土)雨。台北にて。

目を覚まし遮光カーテンを開ければ、残念ながら今日も雨。「渭城の朝雨軽塵をうるおす 客舎青青柳色新たなり」と王維の詩を口ずさむが、目の前が台北の駅では情感が浮かばない。ホテルのでのビッフェスタイルの朝食。可もなく不可もない。昨日、見つけたホテルの裏のワンタンの専門店に行こうかとも思ったが、折角の「朝食券」が無駄になるのであきらめて昨日と同じメニューの朝食で済ます。

食後に着替えをして今日の蒋介石総統の銅像での記念式典に行く集合場所となる華国大飯店(インペリアルホテル)に向かう。十五分ほどで着。大行社の同志の方々と合流。チャーターした大型バスに乗り一路、桃園県の虎頭山と言う所にある大行社がもう二十五年も前に建立した蒋介石総統の銅像のある公園に向かう。一時間ほどで到着。雨が止まないので簡単な儀礼を済ませた後に、三本菅会長が献花。その後、集合写真を撮る。この場所に来るのは四回目か。今回は公園の入り口に、関係者の名前を刻んだ副碑を新たに作り、その建立記念のために訪れた。

二時過ぎに解散してホテルに戻る。少し遅い昼食は台北に来た観光客が一度は訪れると言う飲茶で有名な鼎泰豊にて。大行社の北海道総本部長の谷口壽美雄氏らと合流。酒をたしなまない谷口氏らを前に、愚妻と紹興酒を一本空けてしまった。その後、買い物をしてから、夕食の会場となっている「三井」という日本料理屋に向かう。

六時半より、地元の方々を招き歓迎の夕食会。指名によりご挨拶をさせて頂く。二時間ほどの食事会で二日ぶりの焼酎に酔う。九時前にホテルに帰り、早めに寝る。

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