四月二十一日(火)曇り。
昨日、事務所の書棚を整理していたら二・二六事件関係の本が随分とあり、懐かしくてそれらの本を読んだ時のことを思い出していた。昭和維新運動関連の本を集中的に読んでいたのは、三島・森田義挙事件以後のことだ。その義挙に影響されて、国家や政治、皇室のことなどを真面目に勉強するようになった。しかしながら何をどう勉強して良いかの知識もない私は十九歳だった。
とりあえず、五・一五事件、二・二六事件関連の本を読もうと思って買いあさった。しかし五・一五事件関連の本はあまりなく、圧倒的に二・二六事件関連の物が多い。入門書としては立野信之の「叛乱」、当事者のものとしては末松太平の「私の昭和史」、大蔵栄一の「二二六事件への挽歌」などが白眉であろうか。その他、犠牲になった警察官の方のことを書いた物や、ご遺族がまとめた物、遺墨を集めたものなど、二二六事件関連の物には良い物が多い。昔は、目についた物はすべて買っていたが、最近は、根気がなくなって本を見つけても横目で見るだけになった。
いつも思い入れだけで終わってしまうのだが、歴史的事件や維新運動の先輩たちの書籍をデーター化し、まとめてみたいとは思っているのだが。そうすれば、民族派運動に興味のある人たちが、五・一五事件や血盟団事件、二・二六事件に関してどういった本がどこの出版社から出ているかなどが一目で分かり、研究の幅が広がると思うのだが。夢は、民族派の「大宅文庫」みたいなものを作ること・・・。まあ無理ですが。
大下英治氏の「憂国事件の男たち」が好調なようだ。私も三〇冊ほど引き受けて、お世話になっている方々にお送りした。その本に入れる手紙を書いたり、原稿を書いたりと、あっという間に一日が終わる。と言っても六時ですが。暗くなるのを待ってから酔狂亭で月下独酌。
昨日、事務所の書棚を整理していたら二・二六事件関係の本が随分とあり、懐かしくてそれらの本を読んだ時のことを思い出していた。昭和維新運動関連の本を集中的に読んでいたのは、三島・森田義挙事件以後のことだ。その義挙に影響されて、国家や政治、皇室のことなどを真面目に勉強するようになった。しかしながら何をどう勉強して良いかの知識もない私は十九歳だった。
とりあえず、五・一五事件、二・二六事件関連の本を読もうと思って買いあさった。しかし五・一五事件関連の本はあまりなく、圧倒的に二・二六事件関連の物が多い。入門書としては立野信之の「叛乱」、当事者のものとしては末松太平の「私の昭和史」、大蔵栄一の「二二六事件への挽歌」などが白眉であろうか。その他、犠牲になった警察官の方のことを書いた物や、ご遺族がまとめた物、遺墨を集めたものなど、二二六事件関連の物には良い物が多い。昔は、目についた物はすべて買っていたが、最近は、根気がなくなって本を見つけても横目で見るだけになった。
いつも思い入れだけで終わってしまうのだが、歴史的事件や維新運動の先輩たちの書籍をデーター化し、まとめてみたいとは思っているのだが。そうすれば、民族派運動に興味のある人たちが、五・一五事件や血盟団事件、二・二六事件に関してどういった本がどこの出版社から出ているかなどが一目で分かり、研究の幅が広がると思うのだが。夢は、民族派の「大宅文庫」みたいなものを作ること・・・。まあ無理ですが。
大下英治氏の「憂国事件の男たち」が好調なようだ。私も三〇冊ほど引き受けて、お世話になっている方々にお送りした。その本に入れる手紙を書いたり、原稿を書いたりと、あっという間に一日が終わる。と言っても六時ですが。暗くなるのを待ってから酔狂亭で月下独酌。