白雲去来

蜷川正大の日々是口実

若い人たちとお墓の掃除。

2015-10-19 13:16:59 | 日記
十月十八日(日)晴れ。

八時に、松本、現品の両君が我が家着。今日は、二十日のご命日、二十四日の墓前祭に際して、先生のお墓の掃除に行く。当日の天気のことも考えて、我が家にあるタープを三つ持って行く。高速道路は空いていて四十分ほどでお寺着。すでに、大悲会や皇嵐社の若い人たち十余名が先生のお墓を掃除しており、私が着いた時には、ほとんど終わっていた。埼玉から社友の藤野君も来ていた。遠路を感謝である。先生のお墓の名刺入れの箱には劇団「再生」の高木さんの名刺があった。

先生のお墓の掃除を終え、線香をあげてから私の両親のお墓に行くが、ここもすでに若い人たちが掃除をしてくれており、きれいになっていたのには驚いた。フイリピンに行っているということで、ご住職は留守だったので、娘さんにご挨拶して寺を後にした。

昼から、二十三日の社友会の会場となるヨットハーバーの「タイクーン」に予約を入れるついでに、ランチを食べに行った。お店に入ると何となく雰囲気が違う。席についてスタッフの人に聞けば、「タイクーン」は今年の五月で閉店したとのこと。じぇじぇじぇである。仕方がないので店を出て中華街に向かう。駐車場に車を入れて、中華街のメインストリートに行けば、人で渋滞している。歩くのも嫌になるほどだ。はずれの均元楼に挨拶がてら行こうかと思ったが、溢れる人を見ていたら気が萎えてしまった。仕方がないので、一番近くの北京飯店に入った。

このお店の、小籠包と水餃子は絶品。こういった古い暖簾のちゃんとした中華料理を出すお店が比較的すいていて、昨今出来た「食べ放題」などのも店に人が溢れている。いやなな時代になったものだ。これから余程のことが無い限り、日曜日に中華街へ来るのはやめた。

帰宅してから、封筒のシール貼り。一時間ほどで終わり、風呂に入って、「黒霧島」を少し飲んで九時半には寝てしまった。

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我が巨人軍は不滅、いや仏滅です。

2015-10-19 12:22:10 | 日記
十月十七日(土)曇り。

普段野球などにほとんど関心が無い。しかし我が巨人軍が日本シリーズに出でるか出れないかと言う瀬戸際ということでテレビを見たが、頑張っているのは阿部のみ。これじゃ勝てないわい、と思っていたら本当に負けてしまった。我が栄光の巨人軍は不滅、いや仏滅です。

我が巨人軍と言っても、顔と名前が一致する選手がほとんどいない。その昔は、体力回復にはオロナミンCを飲み、お菓子は、亀や万年堂の「ナボナ」を食べ、コートは、サンヨー、お風呂はバスタニック、新聞は報知、読売、勉強の方は長嶋にあやかって、いつも三番。といっても下からですが。といった巨人狂いでしたが、あれから三十年・・・。今ではテレビで野球を見ることはほとんどなくなった。スポーツで見るのは陸上競技だけだ。

夕方、横浜駅西口の量販店に行き、封筒に貼るシールを買いに行く。西口はすごい人で、歩いていても息切れがする。買い物をしている時に、仲良しのK&Aさんから一献の誘い。即、諾。子供たちに「そごう」でお弁当を買ってから、待ち合わせの寿司屋に行き、安保法制について激論。というのは嘘で、くだらん世間話に花が咲き、飲んだビールが五万本。というのも嘘で、「いいちこ」を一本空けてから、「やまと」に転戦しようかと思ったら、あらら満席。仕方ないので久しぶりに曙町の焼き鳥の名店「千屋」まで足を延ばす。このお店に来たのはもう二十年も前だ。上の子供が生まれたばかりで、かごの中で寝ている写真や、お店のお母さんに抱っこされている写真がある。焼き鳥をがぁーっと堪能して解散。帰宅したのは九時。もう眠い。

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秋の夜の酒はしずかに飲むべかりけり

2015-10-19 11:59:36 | 日記
十月十六日(金)晴れ。

午前中に保険屋さん来訪。今までは入っていた保険が満期となり、その後どういう条件となっているか説明を受けるためである。長いことは行っていた保険会社が倒産し、外資系の保険会社に買収された。その結果、当初に契約した様々な受取金額が、ガタンと目減りしてしまった。満期と言っても、受け取れるお金はほとんどないし、新しい保証を付けるとなると八十万円も入金しなければならない。

アホくさいので、満期となった時点で解約し、新しい保険に入ることにしたが、歳が歳なので料金が高くて、うぇーっと言う感じである。コロッと死ぬのはいいが、寝たきりになって家族に迷惑をかけたくないから、それだけである。長生きするのも楽ではない。

若山牧水の歌集『路上』の中有名な歌に、「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしずかに飲むべかりけり」があるが、牧水が飲んだ「秋の夜の酒」は日本酒。私が秋の夜に飲むものは焼酎。二十度の物は「ロック」で、二十五度ものは「八対二」の割。もちろん焼酎が八である。三十度以上の物は、焼酎と水のハーフ・ハーフで飲む。

それほどにうまきかとひとの問ひたらば 何と答へむこの酒の味
人の世にたのしみ多し然れども 酒なしにしてなにのたのしみ
うまきもの心にならべそれこれと くらべまわせど酒にしかめや

と牧水の珠玉の酒の歌を口ずさみつつ、我が酔狂亭で月下独酌。

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親の菩提を弔うのは子の務め。

2015-10-19 11:28:03 | 日記
十月十五日(木)晴れ。

昨日行った、かかりつけの病院での定期検査では、血糖値はかろうじてセーフ。気を付けなければ。朝食後、本当に久しぶりに歩いた。我が家を出て、京急の弘明寺商店街を抜けてから、やはり京急の井土ヶ谷まで歩くと、ほぼ一時間。随分とサボっていたのでキツかった。

二十四日の群青忌墓前祭まで、何だかんだと忙しい。参加して頂いた方に記念の色紙をお配りするのだが、その色紙を入れる適当な封筒が無い。仕方がないのでB四版の封筒を買って入れてみたが、どうもすっきりしない。それでも仕方がないので、シールを作ったり、封筒の印刷をしたりと、細かい用事に追われている。

群青忌で年に一度だが、地方より参加される社友とお会いするのが楽しみである。その社友も徐々に増えている。もちろん遠路のこともあり、様々な理由で「心参加」せざるを得ない人もいるが、機関誌を通じて心は繋がっている。

稀に、「いつまでやるの」などと言うことを言われることもあるが、二十七回忌、三十三回忌はもとより私の命のある限り、群青忌は続けて行くつもりでいる。親の菩提を弔うのは子の務めであるから。野村先生の思想と行動が風化せぬように、微力ですが努力する所存です。

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