十月五日(月)晴れ。
早く寝ると、当然ながら早く起きる。従って、飲むとすぐに眠たくなる。歳のせいにはしたくない。遮光カーテンを開けてみるとそこには高知の街並みが広がってはおらずに、すすけたような隣のビルの壁があって興醒めする。七時過ぎに朝食。ホカ弁に毛の生えたようなものだが、一泊六千円程度では文句も言えまい。木川君が先着していた。食後フロントでチェックアウトの時間を聞けば十一時とのこと。まだ三時間以上もある。幸いにコンビニが目の前にあった。コンビニで、ドリップ式のコーヒーと新聞を買って部屋に戻る。帰りの飛行機の時間は、四時三十五分。時間だけはたっぷりある。なぜこんな時間の飛行機にしたのかと言えば、「ひろめ市場」で昼飲みをしたかったからだ。
ゆっくり風呂に入って、コーヒーを飲みながら新聞を読む。ゆったりとした時が流れるが、考えてみれば贅沢な話だ。何もすることのない時間を何もせずに過ごすことを楽しめると言うのは、余程お金がある人かご隠居さんぐらいだ。そのどちらでもない傘貼り浪人の身。やはりちょっびり後ろめたさがよぎる。
十一時にチェックアウト。良い天気だ。散歩がてらに昨日同様「カツオ」に誘われて「ひろめ市場」へ向かう。さすがに知った顔は無し。生ビールをコソコソと飲むが一人では落ち着かない。「カツオのタタキ」を土産に買って帰ろうかとも思ったが、安いものでも三千五百円、良さそうな物は五千円以上もする。「遊びに来たわけではない」と心を鬼にして、と言えば聞こえが良いが、不如意に尽きる。引かれるほどの髪の毛もないが、後ろ髪を引かれる思いでカツオ、いや広場を出た。良い天気に誘われて「はりまやま橋」方向を散策。歩いていると汗ばむ。ニュースでは東京は、長そでや上着が必要とのこと。さすがは南国土佐である。空港までのバス乗り場を訪ねたら、「得月楼」のすぐ前だ。バスを待っていたら、やはり昨日の宴に参加した千葉のT氏と一緒になる。一時四十五分の飛行機とのこと。
空港に着いてから、空港内の「司」という料理屋で共に昼食を。T氏はゆえあって酒を断っているとのこと。私は遠慮せずに、「タタキ」と「焼きサバご飯」をつまむ。当然、お相手は芋焼酎のロック。飛行機の時間が迫って来たとかでT氏と別れる。ご馳走になり恐縮する。また一人になって、「司」に居続けるが混んできたので、隣のお店に転戦。そこでもカツオで芋焼酎。いいなあー。汗水流して働いている人達に、スマン・スマン・オスマンサンコンと心で詫びるが罰が当たりそうだ。しかし座が持たない。用事が住んだらさっさと帰れば良かったと後悔してももう遅い。飛行機は四時過ぎまでない。仕方がないので三時過ぎに、受付を済ませて待合室で出発まで昼寝。
帰りの飛行機で、昨日も一緒だった小沢君と会う。定時に羽田着。小沢君と別れて京急で帰宅。夜は、空港で買ったジャコ天、ゴボウ天で安着祝い。
早く寝ると、当然ながら早く起きる。従って、飲むとすぐに眠たくなる。歳のせいにはしたくない。遮光カーテンを開けてみるとそこには高知の街並みが広がってはおらずに、すすけたような隣のビルの壁があって興醒めする。七時過ぎに朝食。ホカ弁に毛の生えたようなものだが、一泊六千円程度では文句も言えまい。木川君が先着していた。食後フロントでチェックアウトの時間を聞けば十一時とのこと。まだ三時間以上もある。幸いにコンビニが目の前にあった。コンビニで、ドリップ式のコーヒーと新聞を買って部屋に戻る。帰りの飛行機の時間は、四時三十五分。時間だけはたっぷりある。なぜこんな時間の飛行機にしたのかと言えば、「ひろめ市場」で昼飲みをしたかったからだ。
ゆっくり風呂に入って、コーヒーを飲みながら新聞を読む。ゆったりとした時が流れるが、考えてみれば贅沢な話だ。何もすることのない時間を何もせずに過ごすことを楽しめると言うのは、余程お金がある人かご隠居さんぐらいだ。そのどちらでもない傘貼り浪人の身。やはりちょっびり後ろめたさがよぎる。
十一時にチェックアウト。良い天気だ。散歩がてらに昨日同様「カツオ」に誘われて「ひろめ市場」へ向かう。さすがに知った顔は無し。生ビールをコソコソと飲むが一人では落ち着かない。「カツオのタタキ」を土産に買って帰ろうかとも思ったが、安いものでも三千五百円、良さそうな物は五千円以上もする。「遊びに来たわけではない」と心を鬼にして、と言えば聞こえが良いが、不如意に尽きる。引かれるほどの髪の毛もないが、後ろ髪を引かれる思いでカツオ、いや広場を出た。良い天気に誘われて「はりまやま橋」方向を散策。歩いていると汗ばむ。ニュースでは東京は、長そでや上着が必要とのこと。さすがは南国土佐である。空港までのバス乗り場を訪ねたら、「得月楼」のすぐ前だ。バスを待っていたら、やはり昨日の宴に参加した千葉のT氏と一緒になる。一時四十五分の飛行機とのこと。
空港に着いてから、空港内の「司」という料理屋で共に昼食を。T氏はゆえあって酒を断っているとのこと。私は遠慮せずに、「タタキ」と「焼きサバご飯」をつまむ。当然、お相手は芋焼酎のロック。飛行機の時間が迫って来たとかでT氏と別れる。ご馳走になり恐縮する。また一人になって、「司」に居続けるが混んできたので、隣のお店に転戦。そこでもカツオで芋焼酎。いいなあー。汗水流して働いている人達に、スマン・スマン・オスマンサンコンと心で詫びるが罰が当たりそうだ。しかし座が持たない。用事が住んだらさっさと帰れば良かったと後悔してももう遅い。飛行機は四時過ぎまでない。仕方がないので三時過ぎに、受付を済ませて待合室で出発まで昼寝。
帰りの飛行機で、昨日も一緒だった小沢君と会う。定時に羽田着。小沢君と別れて京急で帰宅。夜は、空港で買ったジャコ天、ゴボウ天で安着祝い。