白雲去来

蜷川正大の日々是口実

紅葉の季節に紅葉忌か。

2015-11-02 17:50:59 | 日記
十月三十日(金)晴れ。

どうしてもビデオカメラが必要になって、横浜駅の西口にある量販店に行った。並んでいる物を見ると、どれも高いなぁー。性能などよりも、まず定価に目が行ってしまう。むむむ・・・としばし佇んで思案橋。結局店員に聞いて、お勧めのものを購入。ローン・レンジャーと一人ごちて、帰りにダイヤモンド地下街にある鮮魚店によれば、カツオがあったが、冷凍物で、「にぞう」か「さんずん」程度で食指が動かない。

結局、甘エビ、ハタハタ、タコを買って帰る。今日は「紅葉忌」とか。熱海の海岸散歩する、貫一、お宮の二人連れ・・・。その二人の銅像のある熱海の海岸前のホテルで、長いこと大行社の新年会が行われていた。熱海は好きな町だ。「金色夜叉」の作者である尾崎紅葉は明治三十六年の今日、三十六歳と言う若さで亡くなった。死因は胃がん。紅葉山人、尾崎徳太郎の辞世は、死なば秋露のひぬ間にぞ面白き。「金色夜叉」をカネイロヨマタ読む昨今。貫一、お宮も遠くになりにけりか。

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魚屋からカツオが消えた。

2015-11-02 17:33:24 | 日記
十月二十九日(木)曇り。

魚屋からとうとうカツオが消えた。カツオのシーズンが終わると、ぐっと寒くなる。そして十一月、十二月は何だかんだと行事が多く、歳の瀬にには貧乏神に追いこされる。クリスマスや歳の瀬でワクワクしたのは幾つぐらいまでだろう。年年歳歳、なぜか気が重くなる季節になった。

群青忌の挨拶状や機関誌の原稿などをチンタラやっているうちに、時計を見ればもう五時だ。サラリーマンではないが、帰り支度をして、晩酌の肴を求めて市場放浪記が始まる。

自宅に戻り、家族揃ってと言いたいところだが、下の子供は修学旅行へ行っていて留守だ。そう言えば、午後に「これから渡嘉敷島に渡りますと」メールが入った。子供の安着を祈って杯を挙げるが、「黒霧島」の残りが少ない。ついていない。

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