十一月十二日(木)晴れ。
友人から関内に安くて美味い「蕎麦屋」が出来た。と聞いて行ってみた。場所はすぐに分かったのだが、そのお店のある場所には覚えがある。そうかもう二十年以上も前だが、知り合いの人が経営していたクラブのあった所だ。最近の関内は、クラブなどの飲み屋の入っていたビルが取り壊されてマンションに代わることが多い。久しぶりに見ると、何度か行ったことのあるお店が更地になっさており、そしていつの間にか新しいビルが建っている。これも時代の流なのか。
その蕎麦屋だが、いわゆる「立ち食い」と同じようなセルフのお店。「かけそばとかき揚丼のセット」が美味しいと聞いていたので、「ご飯を半分にして下さい」と言って注文した。六百八十円なり。蕎麦は田舎風の厚切り。かき揚も、チェーン店の蕎麦屋の物よりずーっと美味しい。この値段ならラッキーと思った次第。
湯豆腐が好きである。そして私は、絹ごし派である。「木綿豆腐」は苦手である。飲み屋で「冷奴」を頼んで「木綿豆腐」を出されると、手を付けずに一緒に行った人にプレゼントする。また湯豆腐には、ダシの昆布以外には余計な物は一切入れない。贅沢に昆布をびっしりと絨毯のように敷き詰めた上に豆腐を入れて、あまりアツアツにならないうちに食べる。薬味は、ネギと鰹節。ポン酢は苦手で生醤油がいい。醤油は温めずに、専用の「蕎麦猪口」に入れて食べる。豆腐が好きで、弘明寺商店街の入り口にある藤方豆腐店のやや大きめのものを一個つかう。このお店は「そごう」にも支店があるので、出かけた時の帰りなど、買って帰ることもある。今、湯豆腐に丁度良いような南部鉄瓶の鍋を探している。ちなみに将棋名人の木村義男は「木綿派」で、升田幸三八段は「絹ごし派」だったと、かつて『産経抄』にあった。
夜は、湯豆腐と、松原商店街の肉屋「えんどう」で買った牛筋をしっかりと煮込んで、塩味で一杯。
友人から関内に安くて美味い「蕎麦屋」が出来た。と聞いて行ってみた。場所はすぐに分かったのだが、そのお店のある場所には覚えがある。そうかもう二十年以上も前だが、知り合いの人が経営していたクラブのあった所だ。最近の関内は、クラブなどの飲み屋の入っていたビルが取り壊されてマンションに代わることが多い。久しぶりに見ると、何度か行ったことのあるお店が更地になっさており、そしていつの間にか新しいビルが建っている。これも時代の流なのか。
その蕎麦屋だが、いわゆる「立ち食い」と同じようなセルフのお店。「かけそばとかき揚丼のセット」が美味しいと聞いていたので、「ご飯を半分にして下さい」と言って注文した。六百八十円なり。蕎麦は田舎風の厚切り。かき揚も、チェーン店の蕎麦屋の物よりずーっと美味しい。この値段ならラッキーと思った次第。
湯豆腐が好きである。そして私は、絹ごし派である。「木綿豆腐」は苦手である。飲み屋で「冷奴」を頼んで「木綿豆腐」を出されると、手を付けずに一緒に行った人にプレゼントする。また湯豆腐には、ダシの昆布以外には余計な物は一切入れない。贅沢に昆布をびっしりと絨毯のように敷き詰めた上に豆腐を入れて、あまりアツアツにならないうちに食べる。薬味は、ネギと鰹節。ポン酢は苦手で生醤油がいい。醤油は温めずに、専用の「蕎麦猪口」に入れて食べる。豆腐が好きで、弘明寺商店街の入り口にある藤方豆腐店のやや大きめのものを一個つかう。このお店は「そごう」にも支店があるので、出かけた時の帰りなど、買って帰ることもある。今、湯豆腐に丁度良いような南部鉄瓶の鍋を探している。ちなみに将棋名人の木村義男は「木綿派」で、升田幸三八段は「絹ごし派」だったと、かつて『産経抄』にあった。
夜は、湯豆腐と、松原商店街の肉屋「えんどう」で買った牛筋をしっかりと煮込んで、塩味で一杯。