白雲去来

蜷川正大の日々是口実

銀座のカツオ。

2015-11-23 13:00:32 | 日記
十一月十七日(火)曇り後雨。

朝食は、社友の斉藤義一氏から頂いた千葉産のアジの干物に納豆、大根の味噌汁。昼食は、スーパーの冷食の半額セールをやっていた時に買っておいた「ワンタン麺」を作った。あまり冷食など好きではなかったが、半額と言うのに誘われて、「サンマー麺」やお弁当用の「ナポリタン」、「讃岐うどん」などを買った。最近の冷食も進化したもので、レンジで解凍してから更に鍋で煮る。という方法で、より店で食べるものに近い味となっている。

夜は、憂国の企業人、お世話になっている松本洋三社長に誘われて、作家の大下英治氏が銀座で開催している飲み会に参加した。銀座に到着したが、まだ時間が早いので、土佐料理の「祢保希(ねぼけ)」というお店で夕食を兼ねた一献。私が「カツオ食い」なのを知っている松本社長のお気遣いに感謝。聞けば、先日高知に行った折に空港で一杯やった「司」と同じ経営とのこと。当然ながら「カツオ」を堪能した。横浜に支店が無いのが残念である。

その後、大下氏の飲み会の席へ。「次世代の党」の元衆議院議員の松田まなぶ氏も合流。誕生日とのことで祝杯を挙げる。二時間ほどいて、お暇した。いい一日だった。

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感慨深い。

2015-11-23 12:34:53 | 日記
十一月十六日(月)晴れ。

「キャベツスライサー」というものを買ってから、「キャベツの千切り」を使った料理(というほどのものではないが)が多くなった。料理と言うよりも付け合せに使うだけなのだが、私以外には、家族は見向きもしない「赤ウインナー」、「マルシンのハンバーグ」に目玉焼き、そしてキャベツの千切り添え。ふふふと至福の時ですな。「至福」とかくと、その昔に買ったコルトレーンの「至上の愛」とかいうLPを思い出す。

出かけようと思ったら、子供から電話。どうしたのかと思ったら「熱が出たので学校を早退した」とのこと。駅まで迎えに行って、そのまま出かけずに家にいた。

「霜の夜を思い切ったる門出かな」とは東京裁判で絞首刑を言い渡された武藤章の時世である。その東京裁判は、昭和二十一年の十一月十二日から始まり、二年有余の審理の結果、東條英機らの戦争指導者に絞首刑が言い渡された。そして死刑が執行されたのは、当時の皇太子殿下のお誕生日。当時のアメリカ人の日本人に対する「報復」に涙した人も多かったに違いあるまい。ご遺体を荼毘に付したのが、横浜の久保山火葬場である。私は、その火葬場のすぐ近くの小学校に通っていた。

我ゆくもまたこの土地にかへり来ん 国に報ゆることの足らねば
さらばなり苔の下にてわれ待たん 大和島根に花薫るとき
散る花も落つる木の実も心なき さそうはただに嵐のみかは
今ははや心にかかる雲もなし 心豊かに西へぞ急ぐ

この四首は、東條さんの時世である。東條さんは、満六十四歳で亡くなられた。今の私と同じ年である。感慨深い。

板垣征四郎は、懐かしき唐国人よいまもなお東亜のほかに東亜あるべき。と詠んだ。
 

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