五月五日(木)晴れ。
屈原は、中国戦国時代の楚の政治家、詩人。春秋戦国時代を代表する詩人であり、政治家としては秦の張儀の謀略を見抜き踊らされようとする懐王を必死で諫めたが受け入れられず、楚の将来に絶望して汨羅の川に入水自殺した、屈原の命日。衆人皆酔、我独醒(衆人皆酔いて、我れ独り醒める)とは、屈原の「魚父辞」という詩。今日の端午の節句は、その屈原に由来する。
「やねよりたかい こいのぼり おおきいまごいは おとおさん ちいさいひごいは こどもたち おもしろそうに およいでる」。童謡の「こいのぼり」だが、もう一つ「鯉のぼり」の歌がある。「甍(いらか)の波と雲の波、重なる波の中空を、橘かおる朝風に、高く泳ぐや、鯉のぼり」。最近は、「こいのぼり」を揚げる家をほとんど見かけなくなった。
午後から、四十年来の同志であり、盟友の折本満氏が、体調を崩して入院していると言うことで、愚妻を伴って新宿の東京医大へお見舞いに行く。腸閉塞と言うことで、随分痩せてしまった折本氏だが、病気にめげずに意気軒昂の様子。しばらく語らってから、再訪を約して病院を後にした。
御徒町に出て、大熊雄次氏を誘って「新東洋」にて遅い昼食。五時過ぎに帰宅。
屈原は、中国戦国時代の楚の政治家、詩人。春秋戦国時代を代表する詩人であり、政治家としては秦の張儀の謀略を見抜き踊らされようとする懐王を必死で諫めたが受け入れられず、楚の将来に絶望して汨羅の川に入水自殺した、屈原の命日。衆人皆酔、我独醒(衆人皆酔いて、我れ独り醒める)とは、屈原の「魚父辞」という詩。今日の端午の節句は、その屈原に由来する。
「やねよりたかい こいのぼり おおきいまごいは おとおさん ちいさいひごいは こどもたち おもしろそうに およいでる」。童謡の「こいのぼり」だが、もう一つ「鯉のぼり」の歌がある。「甍(いらか)の波と雲の波、重なる波の中空を、橘かおる朝風に、高く泳ぐや、鯉のぼり」。最近は、「こいのぼり」を揚げる家をほとんど見かけなくなった。
午後から、四十年来の同志であり、盟友の折本満氏が、体調を崩して入院していると言うことで、愚妻を伴って新宿の東京医大へお見舞いに行く。腸閉塞と言うことで、随分痩せてしまった折本氏だが、病気にめげずに意気軒昂の様子。しばらく語らってから、再訪を約して病院を後にした。
御徒町に出て、大熊雄次氏を誘って「新東洋」にて遅い昼食。五時過ぎに帰宅。