白雲去来

蜷川正大の日々是口実

沖縄から羽田へ。

2017-01-10 13:28:51 | 日記
一月四日(水)晴れ。沖縄から羽田。

七時に起床。すぐに朝食。ムーンビーチホテルのバイキングは、可もなく不可もない。海を眺めながらテラスで朝食。私たちの部屋は、カーテンを開けると、何の景色も見えない。修学旅行の団体さんが使うような部屋だが、ベッドが二つに畳があって布団が二つ。四人には丁度良い。そうそうトイレも二つあって使い勝手が良い。ロケーションが悪くったって、今の時期、どうせ酔っぱらって寝るだけなので、景色などどうでも良い。

今日のスケジュールは、ホテルを出てから万座毛を見学。ここにも何度も来ている。初めて来たのは、昭和五十七年の七月のことだ。犬塚博英先輩や昨年の春に亡くなられた、当時沖縄の護国神社に奉職していた大野康孝氏などのお世話で、沖縄の祖国復帰十周年を記念して結成された民族派の学生青年有志沖縄戦跡慰霊巡拝団の一員として訪れた。もう三十五年も前のことだ。以来、沖縄に来る度にここにきている。しかし人が多いのには驚いた。ガイドさん曰く、秋の修学旅行シーズンになると、全国の学生に加えて中国人の団体が列をなし、写真どころではないとのこと。

その後、「パイン園」へ。まるで子供だましだが、まあ旅行会社のお土産所、という感じだった。その昔、別の場所のパイン園に行った時、初めてだと言う後輩たちに、「パインが木に生っていて、頭にぶつかるとケガをするので、なるべく帽子をかぶったり、タオルを巻いていた方がいいよ」と言ったら、本気にして、きょろきょろしていたのを見て大笑い。そう言う私も、初めてパインが生っているのを見た時は、へぇー。

次は、古宇利島と言う所に向かう。ガイドブックには「橋と海の絶景」とある。確かに美しい景色だが、この橋を架けるのにどれ程のお金が使われたのだろう。これも沖縄振興の一環かもしれない。多分。

最後は、美ら海水族館へ向かった。ここは初めて。大水槽に泳ぐ、ジンベエザメを見て、感動した。昼は、近くのホテルにてランチ。四時に、撤収して那覇空港に向かうが、バスで約二時間は少々きつかった。空港は、帰省客や観光客で一杯。どこのお店も満員で、やっと座れた。今回の旅は、ガイドさんの気配りがとても良く、感心した。このガイドさんがいて、楽しい旅となったと言っても過言ではない。沖縄に来ると、淋しく思うのは、盟友が、あることで沖縄を離れていることだ。家には、彼が書いて送ってくれた達磨大師の絵があり、毎朝手を合わしている。いつの日か、笑って沖縄で共に飲めることを祈って那覇を後にした。自宅に着いたのは、深夜十二時。旅装を解かぬままにすぐに着替えて布団に入った。今回の旅行をお世話頂いた、カメ&アコちゃんに感謝。

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はての浜は小雨に煙っていた。

2017-01-10 12:53:03 | 日記
一月三日(火)曇り。久米島から那覇へ。

七時に起床。朝食はホテルのバイキング。ツアーなのであまり文句も言えないが、そんなに好き嫌いが激しい方ではないが、ほとんど食べるものが無かった。まあ仕方がないか。午前中は、今回の目玉ツアー(オプション)の、久米島の東にある東洋一の「砂浜だけの島」である「はての浜」へ渡った。しかしながら、生憎の小雨。船から島に降りる時に、海に入らなければならないと言うことで、軽装で行ったのだが、寒くて参った。船でカッパを借りたが、折角、ここまで来て雨か・・・。太陽の下であったならどれほど、美しいのだろうか。かつて行ったサイパン島のマニャガハ島を思い出した。

帰りは、グラスボートに乗って、美しいサンゴや、そこに集まる魚、そしてモズクの養殖棚などを見ながら港に戻った。昼食は、私たちの泊まったホテルの近く、イーフビーチという浜の前にあるホテルにて昼食。ここは元全日空の経営するホテルだったとか。私たちの泊まっているホテルは、JAL系であったが、両方とも経営から撤退したそうだ。目の前の海を見ながらのランチは、中々良かった。昼食後は、久米島空港に行き、那覇へ。

ここでわれわれは、ツアーを離脱して、空港に迎えに来てもらった、元野村先生の秘書の金城薫氏の車で国際通りへ。残念ながら、行きたかった公設市場は五日まで休みとのこと。仕方がないので、新しく出来たと言う国際通りの屋台村に入って昼飲み。子供たちは、国際通りで買い物。五時過ぎに今夜の宿となる恩納村のムーンビーチホテルへ向かう。金城氏とお孫さんとはここで別れた。このホテルに泊まるのは三度目のこと。最初に来たのは、もう二十五年も前だ。懐かしかったが、リニューアルされたのか、古いと言う感じはしなかった。

すぐに夕食。その後ホテルの敷地内にある居酒屋に転戦。がぁーっと飲んで、部屋に戻った。

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