白雲去来

蜷川正大の日々是口実

平生酒を止めず。

2017-01-24 13:38:15 | 日記
一月十九日(木)晴れ。

花粉情報が出た。五年ほど前から、突然花粉症となり、これから暖かくなると、辛い日が続く。これだけ多くの人が花粉症で悩んでいるのだから、せめて杉花粉の対策ぐらいした方が良いと思うのりだが。憂鬱である。

朝食は、久しぶりに、マルシンのハンバーグ、ウインナー、目玉焼きにキャベツの千切り添え。私以外の家族は、絶対に食べない昭和のメニューである。本当は、赤ウインナーか、丸善のホモソーセージがあったなら完璧なのだが、まあ仕方がない。

昼は、我が家に常備している、名古屋は瞑明治二十三年創業の吉田麺業(株)の乾麺。ここのうどんが好きで、非常食もかねて取り寄せ常備している。「きしめん」「うどん」「細うどん」の三種類。「きしめん」用に「味噌煮込みの素」を合わせて送って貰っている。その「細うどん」を使って、温かい麺つゆに、ごぼう、鶏肉、ナルト、焼きネギを入れた、けんちん汁風にして食べた。

夜は、冷凍しておいた「清風楼」の焼売、家の近くに出来た「工場直売・好」というお店の餃子にレタスにオリーブオイルと軽く塩をふったサラダ。料理の友は、なぜかコンビニで定価に近い金額で売っていた「赤霧島」。何、酒が過ぎるですって。陶淵明の「止酒」にはこうありますよ。

平生不止酒(平生酒を止めず)
止酒情無喜(酒を止むれば心に喜び無し)
暮止不安寝(暮に止むれば安らかに寝られず)
晨止不能起(晨に止むれば起くる能はず)
日日欲止之(日日これを止めんと欲するも)
営衛止不理(営衛止まりておさまらず)
徒知止不楽(ただ知る止むるの楽しからざるを)
未知止利己 (未だ知らず止むるの己に利あるを)

訳: 何時も酒を止めない。止めては心に何の喜びもない。日暮に酒を止めたら安らかに眠れない。朝止めたら起き上がれない。毎日止めようと思うが、止めたら血液のめぐりが悪くなる。唯止めると面白くないのを知っている。未だに止めても自分に良いと思わない。

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