白雲去来

蜷川正大の日々是口実

北はしたたかだなぁー。

2018-01-10 13:29:44 | 日記
一月九日(火)晴れ。

お隣の文在寅さんと、そのまたお隣の首領様が握手して、二月の平昌オリンピックに北朝鮮が選手団を派遣することが決まった。トランプさんは、アメリカの圧力の成果と自画自賛しているが、果たしてそうだろうか。私には、南北の融和を強調して、韓国と日米間の離間を画策しているようにしか思えない。外交の駆け引きに対しては、北の方が一枚上手であると私は思っている。非核三原則何てそろそろポイして、日本での核保有が難しいのなら、アメリカの核をシェアして「報復出来るんだよ」という姿勢を示したら良いと思うのだが。

朝は、石油ストーブの上に置いてある鍋のお湯で「フクイのカレー」を湯煎して、目玉焼きを載せて食べた。朝から贅沢である。昼は、事務所にて「緑のたぬき」一個。事務所は、本や資料が所狭しと置いてあるので、火を使えない。従って、事務所で何か食べる時は、電子レンジか湯沸かしポットを使うかしかない。昼食にあまりこだわりが無い。夕食のための、前菜みたいなものだ。

考えてみると、日曜日、月曜日の二日間、事務所にこもりっぱなしだった。機関誌の印刷と原稿書きに追われた。今日も、朝食の後は事務所に行き、機関誌の製作。以前と違ってほとんど機械化されているので、随分と楽になった。今週中には発送できそうだ。

夜は、牛筋煮、私の体を気遣って社友から送って頂いた「減塩サバ缶」を使った「キュウリのあえ物」と「レタスのサラダ」。お供は、「黒霧島」。酔狂亭で静かに飲み、静かに夜が更けて行った。

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成人式に酷いことをするものだ。

2018-01-10 10:59:21 | 日記
一月八日(月)曇り。成人の日。

おーい。何か八日(ようか)、九日、十日。とくだらんギャグをかまして、もう八日。松が取れて町には、ありきたりの一月の日常が戻った。成人式か。何でも横浜の着物の業者が、成人式に着る着物のお金だけ貰っておきながら、トンズラしてしまったとのニュース。可哀そうに。ひでぇことするなぁー。成人式の着物のレンタルや写真撮りはかなり高い。一生に一度のことを、パァーにされるなんて、本当に気の毒だ。

何でも成人式に着る着物は、二年くらい前から予約をするらしい。お金も高いし、親は大変だ。(我が家のことです)下の子供が来年成人式なので、まあ、昨今の成人式の在り方は、さておいて、一生に一度のことくらい、ちゃんとしてあげなければと思っている。

朝は、家族揃って、清風楼の焼売、塩鮭、ちょこっとのイクラ、キャベツの味噌汁。昼食は、忙しくて無し。夜は、エビフライ、みんみんの餃子、さつま揚げ。お供は「茜霧島」。

野村先生、昭和四十年の冬の獄中作に、残刑はまだ十年もある「明日も雪か」がある。昭和四十年と言えば、私は中学の三年生。政治のことなど全く興味もなく、前年に行われた東京オリンピックに刺激されて、一層、陸上競技に励んでいた。野村先生の晩年に、前述の句について話されたことを覚えている。「千葉に『赤落ち(未決囚から既決囚となって刑務所に行くこと)』して、無我夢中で迎えた二年目の正月。ふと、あと十年もあるのか・・・。と思って、寒さも相まって、ブルッと来た」と。恩師の労苦を考えたら、寒い、寒い何て言っていられないなぁー。※写真は平成三年の二月、函館の朝市にて。

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