一月七日(日)晴れ。
良い天気である。日曜日とあって、家族が食卓に揃ったのは九時。メニュー(と言うほどでもないが)、御殿場は丸山商店の「ポークハム」、目玉焼き、キャベツの千切りに豚汁。昼は、富士宮焼きそば。おいしいのだが、作るのにコツがあって、かなり難しい。夜は、清風楼の焼売、蒸し鶏、タラコの焼き物、千葉産のカマスの干物。お相手は、「茜霧島」。
『週刊文春』の読書コーナーで紹介されていたのが『俳人風狂伝』(石川桂郎著・中公文庫)をアマゾンで買った。「風狂」を広辞苑で見ると「風雅に徹すること」、「常軌を逸していること。またその人」とある。この本に紹介されている人達は、風雅と常軌を逸している、その両方を持ち合わせている人達ばかりだ。俳句に関する本を持っているのは、野村先生の『銀河蒼茫』と種田山頭火に尾崎放哉ぐらいだ。『俳人風狂伝』には、高橋鏡太郎、伊庭心猿、種田山頭火、岩田昌寿、岡本癖三酔、田尻得次郎、松根東洋城、尾崎放哉、相良万吉、阿部浪漫子、西東三鬼と言う人たちであるが、山頭火、東洋城、放哉の他は、どんな人で、どんな句があるのか、全く知らない。この本に取り上げられるくらいだから、斯界では有名な人たちなのだろう。
私は、人について書かれた本が好きだ。それも奇人、変人、風狂人を取り上げたものにら興味があって、そういった本があるとすぐ買うことにしている。私の道の兄であった、故阿部勉さんは、浪人の極意として「奇人、変人、狂人、ルンペン、不良」のせめて二つぐらいは当てはまらなければいけない。と言っていた。『俳人風狂伝』にも失礼ながらそう言った人たちのエピソードが紹介されていて楽しい。美味しいものを食べる時のように、少しずつ、味わいながら読んでいる。※写真は、東洋城の「巌老いて滝の鋭き紅葉かな」の句
良い天気である。日曜日とあって、家族が食卓に揃ったのは九時。メニュー(と言うほどでもないが)、御殿場は丸山商店の「ポークハム」、目玉焼き、キャベツの千切りに豚汁。昼は、富士宮焼きそば。おいしいのだが、作るのにコツがあって、かなり難しい。夜は、清風楼の焼売、蒸し鶏、タラコの焼き物、千葉産のカマスの干物。お相手は、「茜霧島」。
『週刊文春』の読書コーナーで紹介されていたのが『俳人風狂伝』(石川桂郎著・中公文庫)をアマゾンで買った。「風狂」を広辞苑で見ると「風雅に徹すること」、「常軌を逸していること。またその人」とある。この本に紹介されている人達は、風雅と常軌を逸している、その両方を持ち合わせている人達ばかりだ。俳句に関する本を持っているのは、野村先生の『銀河蒼茫』と種田山頭火に尾崎放哉ぐらいだ。『俳人風狂伝』には、高橋鏡太郎、伊庭心猿、種田山頭火、岩田昌寿、岡本癖三酔、田尻得次郎、松根東洋城、尾崎放哉、相良万吉、阿部浪漫子、西東三鬼と言う人たちであるが、山頭火、東洋城、放哉の他は、どんな人で、どんな句があるのか、全く知らない。この本に取り上げられるくらいだから、斯界では有名な人たちなのだろう。
私は、人について書かれた本が好きだ。それも奇人、変人、風狂人を取り上げたものにら興味があって、そういった本があるとすぐ買うことにしている。私の道の兄であった、故阿部勉さんは、浪人の極意として「奇人、変人、狂人、ルンペン、不良」のせめて二つぐらいは当てはまらなければいけない。と言っていた。『俳人風狂伝』にも失礼ながらそう言った人たちのエピソードが紹介されていて楽しい。美味しいものを食べる時のように、少しずつ、味わいながら読んでいる。※写真は、東洋城の「巌老いて滝の鋭き紅葉かな」の句