白雲去来

蜷川正大の日々是口実

屈辱の日。

2019-11-14 13:08:07 | 日記
十一月十二日(火)晴れ。

昭和二十三年の今日、二年間にわたって行われた極東軍事裁判において東条英機元首相ら七名(松井石根、広田弘毅、土肥原賢二、木村兵太郎、板垣征四郎、武藤章)に絞首刑が言い渡された。そして木枯しの吹きすさぶ十二月二十三日に刑が執行された。霜の夜を思い切ったる門出かな。は武藤章の辞世である。こんな理不尽な裁判はない。この人たちが「戦犯」であるならば、原爆投下を許可したトルーマンも各都市を焼き尽くしたカーチス・ルメイも戦犯として断罪されなければならない。福岡に行った折には、広田弘毅の銅像に手を合わせてみたい。

恩師の野村先生は、自決の際にしたためた檄文の末尾にこう書いている。「いつの日か必ず有色人種である日本人が、白色人種と三年半にわたって死闘を展開した、真の意味が何であったかは、後世の歴史家が明らかにしてくれるであろう」。

朝食は、サバの文化干し。ローソンで買った「日本蕎麦」百円也。まあ値段通りだった。昼はあんころもち一個。夜は、牛筋の煮物、鶏の手羽の「塩麹」蒸し。お供は「黒霧島」。

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パスポート申請。

2019-11-14 12:25:56 | 日記
十一月十一日(月)晴れ。

先日、何気なくパスポートを見たら来月の九日で期限が切れる。早いもので、もう十年が過ぎたのか。パスポートを入れてあるバツクを開けると、旅行用の財布の中に様々な国の紙幣がある。人民元、台湾円、米ドル、タイ、フイリピンのペソ、韓国のウォン。香港ドルが何枚かあったが、もう使えないだろう。そう言えば、色々な国の硬貨も沢山あって缶の中に記念にとってある。子供が小さい頃には、外国の硬貨をお土産に渡すと、珍しいので喜んでくれたが、今は、そんな事では騙されなくなった。

午前中に愚妻と一緒に、区役所に行き戸籍謄本を取ってから山下町の産業貿易センターにあるパスポートの手続き所へ。写真を撮って貰い手続きを済ませた。十日ほどで出来上がるとのことで、手数料は一万六千円。昼食を兼ねて中華街の「安記」へ。車なので酒は飲めないが、モツ皿、焼売をつまんでから「五目粥」を食してから帰宅。

食後とあってか、パソコンの前に座っていたら眠たくなって、椅子に座ったまま一時間程度の午睡。カーテン越しに入ってくる陽射しに起こされた。夜は、酔狂亭にて月下独酌。

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