白雲去来

蜷川正大の日々是口実

大迫の圧巻の走りに感動。

2020-03-11 18:56:11 | 日記
三月一日(日)晴れ。

東京オリンピック男子マラソンの最後の一枚を決めるMGC、東京マラソンが行われる。朝からワクワクである。九時のスタートであるから寝坊してはいけないと思い前日より録画予約をしていた。いつもならば、録画しておいたものを夜に、風呂に入ってから、一杯やりながら見るのだが、最近は、パソコンを開いたりすると画面に速報が出ていたり、またうっかり夕方のニュースなどで結果を知ってしまうので、今回はリアルタイムで画面を見た。

結果、大迫の走りは圧巻だった。別にこの試合に出なくとも日本記録を持っているのだし、彼の記録を破るものはそういないと思っていた。しかし、意地もあったのだろう、いいレースだった。後だしジャンケンのようだが、琵琶湖マラソンは、大体、強風などコンディションが悪く、記録に恵まれないことが多い。個人的な見解だが、今のマラソン界では大迫が一番ではないかと思っている。しかしMGCとは良い選考方法を考えたものだ。いつも何回ものレースで男女とも決めがたく後味の悪い選考となっていた。

女子の場合でも、有森裕子と松野明美の選考のゴタゴタが記憶に新しい。もしあの時に有森がメダルを取ってこなかったならば、世間は彼女に何を言ったのだろうか。もしあの時にMGCがあったならば、選手たちも納得したに違いあるまい。

今日から三月、機関誌『燃えよ祖国』の最新号の発送を終えた。夜は、鳥のササミのフライ蒸し鶏、アスパラのバター炒め。お供は「黒霧島」。

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東映の時代劇。

2020-03-11 12:44:43 | 日記
二月二十九日(土)晴れ。

朝食後に事務所へ。本はもとよりスクラップ、写真アルバム・・・様々な物が山積している。もうどこに何があるのか記憶の外である。ただ、そんなだらしのない「整理」だからこそ、忘れていた嬉しい発見もある。懐かしい方の手紙や写真。しかし、それをどこに、どうしまっておくかが頭が痛い。

結局、古いアルバムの写真を眺めたり、住所録や名刺の整理をして一日が終わってしまった。帰宅後は、その昔、ディアゴで買った「東映時代劇シリーズ」の第四巻『水戸黄門』を見ながら独酌。昭和32年の作品である。私は六歳であったから、当然、劇場で見た記憶はない。しかし私の小学生の頃は東映の時代劇の全盛期で、今見ても、CGもない時代に良く、これだけリアルかつ大がかりな撮影が出来たのかと感心してしまう。当時はまだ日本にセットなどを使わずに時代劇が撮れた場所がいくらでもあったのに違いあるまい。

資料によれば、月形龍之介の映画生活三十八周年記念として、東映俳優陣オールキャストで製作された。月形の『水戸黄門』シリーズの第十一作で、水戸黄門映画初のカラー・シネマスコープサイズ作品。配収は三億五千三百三十四万円で、一九五七年度の邦画配収ランキング第三位となり、水戸黄門映画最大のヒット作となった。(ウイキ)

キャストは、月形龍之介、東千之介、大川橋蔵、片岡千恵蔵、市川右太衛門、大友柳太郎、中村錦之助、大河内傳次郎など東映のオールスター陣が出ている。こう名前を打ち込んでいると、男優陣は皆さん、時代劇そのままの名前である。女優は千原しのぶ、入江たか子、桜町弘子。皆さん、この世にはいない。

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