三月五日(木)晴れ。
このチンタラ・ブログを二日分更新。友人から毎年贈って頂いている「日記」に簡単な、食日記と出来事を記している。もう十冊くらいになるだろうか。それが無いと前日どころか、十日前のことなど全く思い出せない。その日記とこのブログはボケ防止の備忘録のようなものだ。
趣味と言うものがほとんどない私は、食う、飲む、読むが楽しみである。用事のない時の夜など、今日は何を肴に一杯やるべえか、と考えるのが楽しい。馴染みの魚屋や行きつけのスーパーなどに美味しそうなものがあると機嫌が良くなる。決して贅沢なものではない。その時々の気分次第である。よさげな豆腐を見つけた。もちろん絹である。今日は湯豆腐にきめた。
久保田万太郎の句に、「湯豆腐やいのちのはてのうすあかり」と言うものがある。最晩年の句とのことだが、酒の肴にするにはこの句は寂しすぎるかな。産経新聞に人物像が載っていた、松根東洋城の「湯豆腐や雪になりつつ宵の雨」の方が酒には似合うような気がする。私の湯豆腐は、アルミ製の湯豆腐鍋に豆腐を入れて一度、コンロで温める。上等な昆布以外は余計な物は一切入れない。暖まったなら今度は冷めないように、専用の台に固形燃料の上に鍋を置く。薬味は、たっぷりの刻みネギ、鰹節に醤油。これに鍋のお湯を入れて味を調整する。ふふふと頬がゆるむ。何と言っても安上がりにできているのだ。
このチンタラ・ブログを二日分更新。友人から毎年贈って頂いている「日記」に簡単な、食日記と出来事を記している。もう十冊くらいになるだろうか。それが無いと前日どころか、十日前のことなど全く思い出せない。その日記とこのブログはボケ防止の備忘録のようなものだ。
趣味と言うものがほとんどない私は、食う、飲む、読むが楽しみである。用事のない時の夜など、今日は何を肴に一杯やるべえか、と考えるのが楽しい。馴染みの魚屋や行きつけのスーパーなどに美味しそうなものがあると機嫌が良くなる。決して贅沢なものではない。その時々の気分次第である。よさげな豆腐を見つけた。もちろん絹である。今日は湯豆腐にきめた。
久保田万太郎の句に、「湯豆腐やいのちのはてのうすあかり」と言うものがある。最晩年の句とのことだが、酒の肴にするにはこの句は寂しすぎるかな。産経新聞に人物像が載っていた、松根東洋城の「湯豆腐や雪になりつつ宵の雨」の方が酒には似合うような気がする。私の湯豆腐は、アルミ製の湯豆腐鍋に豆腐を入れて一度、コンロで温める。上等な昆布以外は余計な物は一切入れない。暖まったなら今度は冷めないように、専用の台に固形燃料の上に鍋を置く。薬味は、たっぷりの刻みネギ、鰹節に醤油。これに鍋のお湯を入れて味を調整する。ふふふと頬がゆるむ。何と言っても安上がりにできているのだ。