白雲去来

蜷川正大の日々是口実

ああ満州。

2020-03-13 15:25:42 | 日記
三月二日(月)雨。

雨かぁー・・・。とひとりゴチて起きる。「気の利いた雨というものは、降るべき時節をわきまえていて、春が来るとすぐに降り始める」。と詠んだのは杜甫で「春夜 雨を喜ぶ」という詩。今日の雨が、気が利いているかどうかは分からないが、先日の台風で雨漏りのする我が家には、余り有難いものではない。

朝食は、ささ身のフライ、ブリの照り焼き、とーふの味噌汁。昼は抜いた。夜は、寒いので「おでん」と韓国風チヂミ。本を読んでいたら、昨日の一日は、昭和七年(一九三二)、満州国は建国宣言をした日とのこと。清朝最後の皇帝である溥儀は、二年後、帝政を施き皇帝となった。正式な国号は、大滿洲帝國。そのことが良いとか悪いとか言うことではなしに、日露戦争以降、幾万の日本人同胞の血と汗とが流されたかの地を一度、訪れたいと思っている。

行ったこともない癖に、私は「満州」と聞くと、胸がキュンとする。餃子の満州にはそんな思いはありませんが。

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