白雲去来

蜷川正大の日々是口実

備えあれば憂いなし。

2020-03-24 13:26:01 | 日記
三月十二日(木)晴れ。

朝起きて体温を測れば平熱だった。天気も良いし、朝食は、チャーハン、目玉焼きに卵スープを「伊東ゆかり」のCDを聴きながら食す。体調が良いと言うのは食事も美味しいし、酒も美味い。昼は、子供が買ってきたエクレアにコーヒー。夜は、手羽先の塩麹蒸し、チヂミ、清風楼の焼売を肴に三日振りの酒。

ニュースでは、春の選抜野球が、例のコロナの影響で中止になったとか。最初の頃は、大したこともないだろうと、高を括っていたが、世界中に飛び火して、大変なことになっている。日本では今の所、宝くじに当たるような確立だが、薬もない中で感染したら大変だ。相変わらずマスクはないし、消毒用のアルコールも店頭にない。トイレットペーパーやティッシュなどはボチボチ出回ってきた。私などは、自宅と事務所を車で往復するだけなので、マスクはしていないが、通勤、通学をしている家族は大変である。

トイレットペーパーやティッシュを買い占めるのは高齢者が多いとニュースで見た。私は、何となく分かるような気がする。それは終戦後の物のない時代に育った七十代、八十代の人たちの多くは、その戦後の「飢餓感」を引きずっている。私だってそうだ。日頃から、つい買い過ぎて家族から注意される。それでも無いと落ち着かないのである。衣食足りて礼節を知る。とか。人は生活に余裕ができて、初めて礼儀や節度をわきまえられるようになるということ。衣食が足りなければ、人のことを思いやることは難しい。

戒厳令と言っては大げさであるが、今後、二週間ほどの外出禁止令が出ないとも限らない。その時になって、慌ててスーパーなどに殺到するよりも、その程度の食の備えを今から準備しておくことも、ある意味で心の余裕につながるのではないか。備えあれば憂いなし。まあ老婆心に終わって欲しいと心底思っている。ブログを四日分更新。あーあ疲れた。

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平熱に戻った。

2020-03-24 13:04:22 | 日記
三月十一日(水)晴れ。東北震災から九年。

目が覚めたのは十一時前。夜中に、冷えたタオルを三回替えた。起きると調子が良いではないか。体温を測ると35、5度。おお平熱に戻った。良かった。例のウイルスではなく一安心。暖かいので、のんびりと風呂に入った。いきなり空腹感に襲われたので、大学が休みの子供と一緒に「ビックボーイ」にてランチ。ガーリックライスをモリモリ食べた。

それでも調子に乗らずに、夜は「お粥」にして酒はパスした。珍しく三日も禁酒した訳だ。体調悪い時ぐらいは酒を抜かなければ、単なるアル中と変わらない。今日一晩体調を整えて、明日は、一人快気祝いで盛り上がるか。布団の中で、『山頭火の秀句』(上田郷史著・潮文社)を読む。山頭火に関する本は何冊か持っているが、私はこの本が白眉と勝手に思っている。志はあるが、心の中のざまな物を捨てきれず、それが煩悩となり、行乞(ぎょうこつ=十二頭陀(ずだ)の一。僧侶が乞食(こつじき)をして歩くこと。托鉢)し、句作をし、かつ酒に溺れる。

山頭火の句は、読んでいて、彼の生き様が窺えて、まるで写真アルバムを見ているような錯覚を覚える。そんな生き方なんて、私には到底できないが・・・。

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陸軍記念日か。

2020-03-24 12:52:57 | 日記
三月十日(火)雨。陸軍記念日。

今日は、戦前では陸軍記念日で休日であった。明治三十八年の三月十日、日露戦争の奉天会戦にて日本軍が勝利し、奉天(現在の瀋陽)を占領。そして奉天城に入城したのがこの日であった。米軍は、わざわざ昭和二十年のこの日に合わせて東京を大空襲したのである。

陸軍と言えば、有名なのが昭和十九年に公開されたのが、映画『陸軍』である。監督は、木下惠介で、木下が戦中に撮った四本中、最後の作品。戦時下(第二次世界大戦)に、陸軍省の依頼で製作されたもの。作品の冒頭に「陸軍省後援 情報局國民映画」という表記がある。太平洋戦争の開戦日からほぼ3周年にあたる日に公開された。『朝日新聞』に連載された火野葦平の同題名の小説を原作に、幕末から日清・日露の両戦争を経て満州事変・上海事変に至る六十年あまりを、ある家族の三代にわたる姿を通して描いた作品である。主演は田中絹代。出征して行く息子を追いかけて行く田中のラストシーが忘れられない。

そうそう熱だ。食欲が戻って、愚妻に「ほっともっと」に走らせて「特のりタル弁当」を買って来て貰い完食。熱を測ったら36,6度。マアマアだ。油断大敵、またオデコに冷えピタして布団に入った。「寝るのが趣味」と思われるほど良く寝る。

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熱が出た。

2020-03-24 12:40:24 | 日記
三月九日(月)晴れ。

起きた時に何か体がダルい。朝食後に体温を測ってみたら何と37,7度もある。この時期にちょっとビビる。医者から様々な薬を貰って飲んでいるので、売薬を使うのはちよっと怖い。これから病院へ行くのも億劫である。あの狭い待合室で一時間近くも待たされるかと思うと、余計に熱が上がるような気がする。仕方がないので頭に冷えたタオルをのせて横になっていた。

身体は正直なもので調子が悪い時は延々寝ていられる。夜になっても熱が下がらず、食欲もないので子供が買ってきたケーキを二つ食べて、また布団に入った。夜中に目が覚めたので体温を測ったら37度を少し下回っている。安静が一番と延々と寝ていた。普段ならば「風邪か」で済むのだろうが、この時期は、そんな簡単には済まされない。また眠くなった。

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