白雲去来

蜷川正大の日々是口実

思い出の街、タオルミーナ。

2021-09-06 18:28:55 | 日記

9月2日(木)雨。

いやー寒い朝だった。慌てて毛布を出した。「寒い朝」と書くと、その昔流行った吉永小百合とマヒナスターズの歌を思い出す。中学生の頃に二年ほど牛乳配達をしていた。東条英機さんなどの戦争指導者のご遺体を荼毘に伏した久保山斎場の近所を配達したのだが坂が多くてとても難儀した。牛乳配達は新聞配達と違って、帰りも空の瓶を回収するので往復自転車に瓶を積んで行く。本当に体力勝負のバイトだった。

先日、NHKの「世界ふれあい街歩き」という番組で、シチリア島のタオルミーナという街の特集をやっていた。その街は、もう30年も前に野村先生のお供をして行った場所であり、とても懐かしく、かつ興味深く見た。確かタオルミーナには二日いて、元修道院を改装したというホテル、サン・ドミニコ・パレスに泊まった。映画「グランブルー」で、ジャック・マイヨールとエンゾ・モリナーリが再会するホテル。ガラス張りのエントランスが印象的である。そのホテルの庭で野村先生のインタビュー・ビデオを録画した。

テレビのタオルミーナ特集で驚いたのは、30年前に昼食をとったレストランと、そこの娘さんが映っていたことだ。当時、先生と一緒に座った席、料理を運ぶ娘さんもあの時のままだ。テレビを写真に切り取る方法を知らないので当時の写真と並べることが出来ないのが残念である。

夜は、寒いので「鳥鍋」を囲んだ。このまま一気に秋が深まるのか。※この時の娘さんがテレビに出ていた。


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