9月12日(月)晴れ。
群青忌が近くなって、あれこれやることが沢山あって落ちつかない。酒など飲んでいる場合ではないが、まあ酔中に真有りで頑張るしかない。
神聖なるオリンピックを私腹を肥やす商売の場としたことで、東京地検特捜部は、東京五輪・パラ大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者をめぐり、紳士服大手の『AOKI』など、関係先の強制捜査に乗り出しているが、新たに、出版大手『KADOKAWA』の幹部から賄賂を受け取ったとして、高橋容疑者(78)を再逮捕した。そして14日には、同社の角川歴彦会長が東京地方検察庁に贈賄の容疑で逮捕された。こんな汚職事件には興味もないが、東京五輪・パラ大会組織委員会の元理事・高橋治之関連でちょっと話題になったのが、もうほとんど覚えている人は少なくなったが、バブル期末期に世間を騒がせたのが「イ・アイ・イ・インターナショナル事件」。その事件の中心人物と言うのが、何と高橋治之容疑者の弟の故高橋治則氏。
平成2年(1990)に導入された総量規制により、資金繰りの悪化が表面化したイ・アイ・イインターナショナル(代表理事・高橋治則)は当時のメインバンクであった日本長期信用銀行の管理下に入り、長銀主導の下で債務の整理を行った。93年に長銀による支援が打ち切られ、自主再建を試みるが、このとき既に、イ・アイ・イ・インターナショナルの優良資産は長銀により切り離されたあとであり、自主再建は難航を極めた。94年に東京協和信用組合が破綻し、95年6月27日に背任容疑で東京地検特捜部に逮捕される。バブル経済崩壊により、長銀は98年に経営破綻。イ・アイ・イインターナショナルは、00年に破産申し立てを受けた。負債総額は4,764億円。最高裁の判決を待っていた最中、2005年7月18日、クモ膜下出血により死去した。59歳だった。(ウイキ)
あの世で、弟の高橋治則氏が、「兄貴、お主も悪よのおー」と言ってるのかどうか聞いてみたいものだ。