白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「政経通信」と「AERA」が面白い。

2011-01-20 13:36:53 | インポート

一月十九日(水)晴れ。

 知り合いの記者の方から「AERA」の一月二十四日号が送られてきた。興味深かったのは、高野山の池口惠観先生の特集記事と、「ネット右翼・リアル右翼『愛国の作法』」である。

 

 後者の特集は、國の子評論の横山孝平氏や木村三浩氏、針谷大輔氏、大日本一誠会の渡辺会長などがコメントを寄せている。まあ早い話、先ごろ話題の、右派市民運動グループの「言葉の汚さ」について皆さん指摘なされている。この記事を読んだ時に、真っ先に頭に浮かんだのが、「AERA」が送られてくる直前に届いた、槇泰智さんの「政経通信」である。失礼ながら、「AERA」の記事は、その政経通信をたたき台にして書かれたものではないかのような、感じがしてしまう。もちろん締め切りや、書く方の矜持がそれを許さないだろうが、グッド・タイミングなのだ。

 槇さんは、元一水会の方で、現在は、いわゆる右派系市民団体の方々と行動を共にしているが、「言うべきことは言う」という、運動のスタイルは昔から変らない。私は、戦線を共有することは余りないが、槇さんや西村修平さんとは、多少のお付き合いがあり、個人的には好きな人たちである。

 

 特に、今回の槇さんの機関誌の論文は、ある意味タイムリーで、「AERA」の記事と一緒に読むととても参考になる。槇泰智で検索すると、彼のブログに行けますので、是非、政経通信を読んで頂きたい。

 

 詰まる所、人間は、高尚な理論などにひかれずに、要は「好きか、嫌いか」だと思う。嫌な奴が、どんなに高尚な理論を唱えても、賛同する気にはなれないのは、私だけではあるまい。まあ私などは、単純だから、富士山の頂上を目指すのに、静岡側から登るか、山梨側から登るかの差であって、余り目くじら立てるようなことではないと思っている。敵は他にいるのだから。まあ、「それが大事」という人は、頑張ってやって下さい。

 

 夜は、我が酔狂亭で月下独酌。気がつけば、テーブルで寝ていた。

Img501 ※「政経通信」の最新号。

Img502 ※現在発売の「AERA」です。


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ホームシアター・システムを買った。

2011-01-20 12:52:24 | インポート

一月十八日(火)晴れ。

 私がリンクを貼らせて頂いている方や、「お気に入り」のブログは、皆真面目で、国家を論じ、世を憂い、国政を痛罵している憂国警世のものばかりである。唯一の例外は、日本一暗い「閑人舎通信」だけだ。

 

 皆さん、真剣に論じているのに、私のブログといえば、「酒場放浪記」ならぬ、「人生放浪記」のようなもの。パソコンや携帯の画面から酒臭さが漂ってくるようなブログに、毎日、大勢の方がアクセク、ではなかったアクセスしてくれる。考えたならば、正に汗顔の至りである。

 

 過日、電気屋さんに入ったら、新春特別セールとやらを開催していた。部屋が乾燥気味で、鼻が痛いので、加湿器を買おうと思って店を冷やかしていたら、何と前から欲しかっDENONのホームシアターシステムDHT-S6000を、何と二万円で売っていた。展示品での特別価格らしいが、量販店でも新品は六万円近くする。エコポイントで頂いた商品券で、加湿器を買おうと思ったが、思わずホームシアター・システムに飛びついてしまった。愚妻はオカンムリだったが、こんな機会はめったにない。本を読むか、映画を見るか、酒を飲む以外に趣味のない私にとって、ホームシアターシステムは夢だった。

 

 早速、組み立て、接続してDVDを見たが、これが何たって凄いの一言に尽きる。まるで映画館にいるような臨場感だ。しばらくは新作映画に嵌まりそうである。

 

 夜は、「インセプション」を見たが、近頃のケツが痛くなる椅子で、狭い映画館で見るよりもよっぽど迫力がある。幸せなのは、好きなツマミを用意して、一杯飲みながらゆっくりと見ることができる。トイレに行きたくなったら、一時停止のボタンを押せばいいし、ますます映画館から足が遠くなる。チョッピリ贅沢な、そしてラッキーな一日だった。


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