九月十四日(水)晴れ。
夕食は体のことを考えて、なるべく野菜中心の食生活を送っている。玉ネギのスライス、カイワレ大根、キャベツの千切り、レタスなどをミックスして、ノンオイルのドレッシングをかけて食べている。後は、冷奴に刺身か焼き魚、というのが最近の夕食の定番となっている。
その夕食の為にレタスを買いに行ったら、何と一個五百円もする。つい最近までは百二、三十円だった物がだ。何でも天候不良による結果らしいが、レタスが、一個五百円では、そう簡単に毎日食べるというわけには行かない。
レタスには、私流の美味しい食べ方がある。それは、お湯を沸かした中にレタスを入れて、さっと茹でる。このときのコツは、沸騰したお湯にサラダオイルを三四滴入れる。こうするとお湯の沸騰点が上がって、より高い温度で茹でることが出来る。そのボイルしたレタスに、醤油、ゴマ油、お酢、そして家にあれば紹興酒を少々入れたものをかけて食べる。醤油とごま油などの配合は、個人の好み。これが結構いける。そしてヘルシーだし、酒のつまみにもなるので、一度おためしあれ。
しかし、考えて見れば、酒を飲むときには、五千円ぐらいパッと支払うのに、レタスの五百円で、ためらっている。セコイと言われても仕方がない。酒を飲むときの金は惜しまないのに、もしスーパーに、五千円のマグロや、牛肉があっても、ヒェーっと驚き、誰がこんな高いものを買うのかと、羨ましく思いつつ、まず買わないだろう。悲しい貧乏人の性かもしれない。
夜は、ダウンロードした、懐かしいアートブレーキーの「危険な関係のブルース」を聞きながら軽く飲んで寝た。