白雲去来

蜷川正大の日々是口実

忙中閑なし。

2017-11-28 11:08:20 | 日記
十一月二十一日(火)晴れ。

朝食は、さんまの干物、鶏手羽の煮物、味噌汁を作るのが面倒なので、「緑のたぬき」の小さい物。昼は無し。夜は、鶏鍋、カツオのたたき、キャベツとカニカマのマヨネーズサラダ。

朝食が終われば、コーヒーを飲みながらのんびりと新聞を読んだ後に、パソコンのスイッチを入れてメールのチェック。こうしてアホバカ老人の一日が始まるのだが、自分を老人と思っていないところが、アホバカたるゆえんである。

今月は、後半から、忘年会や会合が目白押しだ。二十三日の新嘗祭の日は、午後一番でサリーズバーの忘年会。夜は、蒲田で「新嘗祭感謝の集い」。二十四日は、友人たちとの一献会を、地元の「浜一」にて。二十五日は、弊社の松本佳展君のお世話で、川崎の「なかやま」にて「ふぐの会」二十六日は、大行社の世田谷支部の忘年会。二十七日は、地元の仲良しさんたちとの月に一度の「懇親会」。予定のないのは二十八と二十九日。さすがに休肝日とするつもり。三十日は、前回私の都合でキャンセルとなった、同志らの食事会のリターンマッチ。

あっという間に師走となる。毎年、こういったことの繰り返しだ。楽しいけれど進歩がない。

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浪人の日々とは。

2017-11-22 13:54:37 | 日記
十一月二十日(月)晴れ。

余程暇そうに見えるのか、たまに、人から「蜷川さんいつも何をやってんですか」などと聞かれることがある。心の中で、「俺が何をやっていようが、大きなお世話だよ」と思うが、そこは口には出さずに、「まあ原稿を書いたり、雑誌の校正をしてたり、ギリギリ、かつかつの生活をしていますよ」と答えることにしている。でもこれは本当の話であるから仕方がない。最近は、金になるような原稿の依頼はほとんどなく、応援してくれていた人たちは、引退したり、亡くなられたりで、先のことを考えると、憂鬱になる。

しかし、余りくよくよしない性格だから、ケセラセラ(なるようになる)と、酔狂亭で独酌の日々である。懐具合が悪いこともあるが、ネオン街から遠ざかってから久しい。若い頃は、暗くなるとそわそわしたものだが、最近は、家飲みの方が楽しい。決して負け惜しみなどではなく、へたな居酒屋などに行くよりも、自分で料理をした方が美味しいし、何と言っても「御会計」を気にしなくて良い。だから我が家のエンゲル係数は、かなり高い。それでもたまには、気の合う人たちと、飲むのも当然ながらストレスの解消法となる。

「酒ばかり飲んで」と言われるが、これも大きなお世話。ゴルフも麻雀もやらないほとんど無趣味の私から酒を取ったら、何の楽しみがあるのか。最低限、美味しい酒を飲むために、断食に行ったり、ウォーキングもする。私の場合、健康イコール、酒を美味しく飲める体づくりなのだ。事務所から自宅に戻る時、今日は、何を肴に一杯やろうかと、魚屋、肉屋を覘く。美味しそうな刺し身などを見つけると頬が緩む。さっと風呂に入ってから、まずは「極ゼロ」を一本飲んでから、酔狂亭のボトル棚から、酒を吟味する。まあほとんど「黒霧島」なのだが、稀に頂き物の「金霧島」や「魔王」に手を出す時もある。酔えば、世情に悲憤慷慨し、たまに駅伝やマラソンに歓喜し、たまに映画に落涙し、たまにナツメロを愛唱し・・・。「またここで寝てるの。早く寝室に行きなさい」と言う「天の声」に促されて、すごすごと眠りにつく。まあ笑って下さい。浪人の日々何てこんなものです。

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角界は大騒ぎか。

2017-11-22 12:18:14 | 日記
十一月十九日(日)晴れ。

相撲界が大騒ぎとなっている。興味本位のワイドショーは、正に、人の不幸は蜜の味で報道している。個人的には、相撲にはほとんど興味がない。これまでに国技館に足を運んだのは二回のみ。最初は、両親が健在の頃だったからもう二十年近くも前のことだ。亡くなられた森洋先輩から升席を頂き、出かけた。しかし、升席があんなに狭いとは思わなかった。荷物やコートを置いたならば、とても四人なんて座れない。相撲をそれほど好きではない私は、遠慮して、外に出て暇をつぶしていた。相撲ファンの両親はとても喜んでおり、親孝行ができたと、森先輩に感謝した。

二度目は、盟友に招待された。今度は升席に二人だけだからのんびりできた。しかし、相撲がそれほど好きではない私は、我がまま言って、中入り後に行った。相撲よりも、国技館の近くにある、ちゃんこ屋へ行くのが楽しみで、気もそぞろだった。行ったちゃんこ屋は、店の中に土俵があって、スタッフが「相撲甚句」を歌ってくれるなどのサービスがあるのだが、料理が全く駄目で、がっかりしたことを覚えている。

こんな程度だから、四人いると言う横綱の名前も、すぐには言えない。今回の不祥事?も、たかがと言っては失礼だが、酒席で先輩が後輩に喝を入れただけのこと。何も警察沙汰にすることはなかったのではないだろうか。貴乃花とは一度も会ったことがないので、安易なことは言えないが、実の兄や母とも絶縁状態であると言う巷の噂を信じれば、若いのに、良く言えば筋っぽく、悪く言えば協調性のない因業な性格なのではないだろうか。

もし、このことで日馬富士が引退にでも追い込まれたならば、貴乃岩は「横綱を引退に追い込んだ男」というレッテルを貼られるだろうし、暴行事件に同席していた、白鵬や他の力士からも良く思われないだろう。部屋の若い衆がけがをさせられたことに対する貴乃花の怒りも最もだが、当事者が少しずつ損をして、生まれたパンダにあやかって、シャンシャン、シャンと行かないものだろうか。

今週は、来週から始まる怒涛の忘年会の前の、嵐の前の静けさだ。おとなしく、酔狂亭で月下独酌。横浜駅の西口の地下街にある鮮魚店で、解凍のカツオを見つけた。去り難く、買ってみた。ケースにある時は、そこそこ見られたが、いざ食べてみようと思うと、厚化粧を落とした、すっぴんの年増のホステスのようで、苦い昔の出来事と重なった。

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お酉さまへ。

2017-11-21 17:56:35 | 日記
十一月十八日(土)雨後曇り。

やっと機関誌『燃えよ祖国』の二三四号を発送した。特集は「野村秋介と私」私を含めて十四名の方に原稿を頂いた。その人たちの中で、私以外に、生前の野村先生を知っている方は二人だけである。他の人は、野村先生の著作や映像から影響を受けて、群青忌やその他の会合、集会に参加して頂いている。また勉強会を通じて知り合った、林雄毅さんの「大川周明論」は出色である。林さんが解説をした『日本精神研究』や「米英東亜侵略史』、ベストセラーとなった『二千六百年史』などは、古書店やネットで探せば、比較的に手に入りやすいので、是非ご一読を。

夕方に雨が上がった。カメ&アコちゃんたちと待ち合わせて「酉の市」に出かけた。天気が悪いせいもあって、さほど混雑していない。何を買う訳ではないのだが、お酉さまの喧騒に身を置かないと、師走を迎えられないような気がする。いつもはほとんど参拝する人のいない大鳳神社も凄い人の列だ。私が、子供の頃は、この神社の脇に、白衣を着てアコーディオンで軍歌を弾きながら、寄付を募る「傷痍軍人」がいた。今でも、お酉さまと言うと、その風景がセットとなって甦る。

屋台で、軽く飲んだ後に、カメちゃんの知り合いの寿司屋へ。しばらく飲んでから、曙町の焼き鳥の名店「千屋」へ。ここのオヤジとおかみさんとは、家が近いこともあって、私の事務所が伊勢佐木町にあった頃には良く行った。お二人にご無沙汰をお詫びして、仕上げにガァーッと飲んだ。相変わらず美味しい。最近は、ネットの影響で一ヶ月も前から予約がはいるとのこと。九時ぐらいまで、ほとんど飛び込みでは入れないそうだ。ヤレヤレ。

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『週刊ダイヤモンド』の電子版で凄いことになっている。

2017-11-21 17:20:30 | 日記
十一月十七日(金)晴れ。

以前『週刊ダイヤモンド』という雑誌から、「右派×左派で読み解く日本経済」という特集を行うと言うことで取材を受けた。それが先週、送られてきたが、誌面には私のインタビューとしてわずか十三行しか掲載されなかった。ところが、電子版では、私のインタビューがほぼ全て掲載されている。そのタイトルというのが「ネトウヨは男のすることではないー右翼民族派の主張」と言うもの。(ヤフーでそのまま検索すると全文を読むことが出来ます)私は、インタビューの中で「ネトウヨは男のすることではない」などと一度も言ったことはない。編集部がつけたタイトルである。

その私の文章を、友人が、何とか言うサイトにアップしてくれた。パソコンには入らないのだが、携帯を見たら、賛否両論、凄いことになっていた。それがほとんど、私の嫌いな「匿名」である。私は、左右に限らず匿名で人を批判する連中が好きではない。自分の主張を言うだけならば構わないが、批判をするのならば、何処の誰だか、堂々と名乗るべきである。まあそんな連中と付き合う気もないので、屁でもないが。

野村先生は、信念を貫けば十字架が待っている。と言った。そう言った覚悟が無ければ、体制の批判はもとより、革新運動など出来る訳がない。自分を明かさないで、人の批判をして溜飲を下げている。どう考えても気持ちが悪い。男ならば、せめて「遠からんものは音に聞け、近くば寄って目にも見よ」と名乗りを上げて欲しいものだ。しかし、『週刊ダイヤモンド』経済誌なのに、私は、ボランティアです。それで見ず知らずの連中から、能書き言われて、やってられないなぁー。

寒いので、今日も酔狂亭で「鳥鍋」。鶏肉と、白滝、竹輪、油揚げのみである。野菜を入れると水っぽくなるので、入れない。〆は、ラーメン。「辛ラーメン」の麺だけ使う。お供は「黒霧島」。

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