白雲去来

蜷川正大の日々是口実

中華街へ。

2022-10-11 15:17:15 | 日記

10月8日(土)晴れ。

やっと晴れた。午前中に中華街行き。来週の土曜日に行われる野村先生の追悼祭、群青忌の終了後の直会会場となるお店に行き最終の打ち合わせ。終了後に久しぶりに中華飯店に行った。このお店にはもう20年以上通っている。お店の場所が三度変わり、お店を仕切っていた奥さんが若くして亡くなったり、今ではその娘さんがお店を切り盛りしている。おばあちゃんも元気そうだった。車で行ったので、酒は飲まずに、いつもの「モツ炒め」ではなく、牛肉丼に焼き餃子。

目の前の中華学校には台湾の国旗、青天白日旗が沢山翻り子供たちの歓声が聞こえる。運動会か。ちょっと覗いてみたら、日本も台湾の子供たちも運動会の風景と言うものは皆同じ。学校の入り口に蒋介石の銅像があって、隣には「蒋公頌徳碑」とその「由緒」があった。由緒を書いたのは元神奈川県日華親善協会理事長で聖心女子大学教授の助野健太郎先生。助野先生は、横浜の南太田の近くに住んでいたこともあって、勉強会や会合で幾度もお会いした。懐かしい方の名前を見つけて感激した。

自宅に戻り、機関誌の編集。夜は、吉田町の鶏肉の専門店の「梅や」で買った「手羽餃子」と手羽の塩焼き、キュウリのナムルで独酌。


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傾城と傾国と。

2022-10-11 14:47:00 | 日記

10月7日(金)雨。

雨は降っているし寒いし、いじけてくるなぁー。朝食は、おでんに筋子。おでんも作りすぎると当然ながら飽きてくる。昼は抜いた。夜は、近所の魚屋で買ったマグロ、冷食の餃子、レタスのナムル。お供は「佐藤の黒」。酔狂亭にて独酌。

上の子供が「ふるさと納税」とやらの返礼品で貰った「銚子電鉄」の「ぬれ煎餅」。箱には「皆様の温かい心が廃線の危機を救った奇跡のぬれ煎餅」とある。随分前にそんなドキュメンタリーを見たことがある。鎌倉の小町通りの煎餅屋で初めて買って食べてから好きになった。酒の肴にはちょうど良い。

とかく評判の悪いのがイギリスのメーガン妃。様々出てくるゴシップ記事は本当かどうか確かめようもなく、まあ有名税かもしれないが、日本人の私としてはどうでも良い話。彼女のことがニュースになるたびに思い出すのが「傾城と傾国」の故事。

李延年の漢詩。この世に一人の絶世の美人、ひとたび流し目すれば、人は城を入れあげ、ふたたび流し目すれば、人は国を入れあげる。

女性の好みは人それぞれである。


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酒乱の人は英才だった。

2022-10-07 15:43:38 | 日記

10月6日(木)雨。

寒い。天気予報で木、金と急激に温度が下がると言っていたので、4日の晴天を利用して、掛け布団を干した。毛布だけではこの急な寒さには耐えられない。つい先日までクーラーを使っていたのがウソのようだ。仕事に行く家族を見送ってから、10時近くまで布団の中にいた。昼食に近い朝食は、うどんを茹でて、カレーうどん、インスタントのシジミの味噌汁。夜は、寒いので「おでん」にした。用事があって群青の会の大熊雄次さんに電話をしたら、偶然に彼もおでんで一杯やっていると話していた。

大東塾の『不二』と一緒に送って頂いている『道の友』の第850号は、福永武、三澤浩一両氏が、先日亡くなられた藤本隆之氏について追悼の原稿を書いている。藤本氏とはいつ頃にどこで会ったのか記憶にはないが、一水会に在籍していた頃であることは間違いない。付き合いは長かったが、彼の真面目な部分は知ってはいたが、それ以上に酒での逸話が真面目な部分を初期化してしまい、改めて福永、三澤両氏の追悼文を読んで、シラフの時の藤本氏の存在がよみがえってきた。あれだけ才能があって、その才能を自ら放棄した人を、彼以外に知らない。

藤本氏が平成22年7月18日に不二歌道会の千葉県支部で講演したのが「村上一郎『草莽論』を手掛かりに」を精読して、一瞬だが藤本氏から酒の匂いが消えた。私も持っている『磁場』(国文社)の臨時増刊「村上一郎追悼特集号」(昭和50年5月発行)について「村上一郎の年譜と著作目録が掲載されています。年譜は誤植が見受けられるものの、良くまとまっています」。彼が、もう少し酒を控えていたら、教えを受けたかった。福永、三澤両氏のおかげで、藤本氏の思い出から酒の匂いが8割消えた。もう彼のことを書いた「猫の恩返し」を封印しようかと思っている。※写真はシラフの時の英才、藤本隆之氏。


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一週間ぶりに事務所へ。

2022-10-07 12:53:59 | 日記

10月5日(水)雨。

朝食は、筋子、納豆にシジミの味噌汁(インスタント)。昼は抜いた。夜は、鶏手羽の蒸し物、サンマのかば焼き、ナスのレンチン焼き、キャベツとカニカマのマヨネーズ和え。お供は、久しぶりに「三岳」。酔狂亭にて独酌。

一週間ぶりに事務所に行った。郵便受けには、かなりの郵便物が溜まっていた。「敬天新聞」、「維新政党・新風」の機関紙、「月刊日本」、「しんぶん国民」、「世界戦略情報・みち」、不二歌道会(大東塾)の「不二」、愛知の栗野成人さんの「牛喘通信」、山本峯章先生の連載が掲載されている「ベルダ」、「レコンキスタ」、國防挺身會発行の「芳論新報」、福井県の畠奈津子さん発行の「郷守人(きもんど)」、統一教会をめぐる問題で今一番注目されている雑誌「宗教問題」、「5・15事件90周年ー第50回大夢祭記念シンポジュウム」が掲載されている「維新と興亜」の「別冊」。作家の蓮坊公爾さんからは「三島由紀夫研究会50年全冊子」と「バンザイクリフ・サネヨシ」というDVDをご恵送頂いた。そして獄中から、知人、見知らぬ人からの手紙が3通。

機関紙・誌を発行する苦労を身に染みて知っているだけに、心から感謝する次第です。


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頑張れ今井絵理子。

2022-10-05 16:24:06 | 日記

10月4日(火)晴れ。

朝食は、紅鮭、筋子、豚汁。昼は、おにぎり一個と小さいカップヌードル。夜は、サンマの塩焼き、焼きそば、キュウリのナムル。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。

昨日から始まった臨時国会の前日、自民党の参議院議員の今井絵理子が、前日に行われたイベント「沖縄アクターズスクール大復活祭~本土復帰50周年記念~」で、島袋寛子さんのステージにサプライズゲストとして上原多香子さんとともに登場。SPEEDのデビュー曲『Body&Soul』を3人で披露したことに一部の人から批判されている。このイベントは「本土復帰50周年」やコロナで落ち込んだ沖縄を元気づける意味もあったという。国会を欠席して、このイベントに参加したならともかく、前日に参加したことのどこが悪いのか、私には分からない。

「やめて(議員を)からやれ」、「だからタレント議員はだめなんだ」などという心無いツイートもあったという。こう言った言葉や行為は彼女に対する「人権侵害」や「イジメ」に相当するものではないかと思う。生き馬の目を抜くような芸能界で成功して、その後、政治家になったことの何が悪いのだろうか。「タレント」と一括りするのは問題があるが「芸能界」から政治家になって初代国土交通大臣となり参議院議長まで務めたのは扇千景。同じく山東明子。元アイドルの三原じゅん子。彼女は今や神奈川を代表する女性政治家となっている。所謂タレント議員出身で活躍している政治家は沢山いる。

もし、今井絵理子が元の職業、アイドル歌手の仕事をしてはいけないのなら、古い話で恐縮だが、元モデルの蓮舫がファッション誌「ヴォーグ・ニッポン」2010年11月号に載った写真だ。インタビュー記事の他に赤や黒のブランド服を着た蓮舫氏の写真が出ていたことがあった。この時に「やめてからやれ」という批判の声が上がったのか。今回の参議院選挙で当選したマラソンランナーの松野明美が、今後、国会開会の前日に開催されたマラソンにゲストランナーとして走ったら、同じことを言うのか。

俗に「男子三日会わざれば刮目して見よ」という言葉がある。「三国志」の呂蒙の故事として有名な言葉だ。これは何も男だけに当て嵌まるものではない。今井絵理子も若くしてアイドルとなった時よりも、政治家として歳月を重ねた今とでは、人間的にも政治的にも格段の進歩と成長があったに違いあるまい。

今井絵理子を批判する人は、さぞかし一流大学を出て、有名企業で働き、毎年多額の税金を納め、日々、政治と国家について悲憤慷慨しているのだろう。どこの誰だかわからないようなハンドルネームで安易に人を批判するようなことを、面白がって取り上げる行為も、どうかと思う。

 

 


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