アンサンブルの場で音色を合わせるために、
自分の音色を作る個人練習について書いた。
音色が最優先であり、団体としての音色・響きを持っていれば、
音高は多少ずれていても気にならない。
とは言え、
あまり外れていたり、不安定だったりすれば、
聴いていて気にはなる。
音高がしっかり定まらない場合、
初心者が陥りやすい誤りがある。
それは、
しっかり吹く。
ということだ。
しっかり吹くのは良いことだ。
はっきり発音することは良い。
しかし、そう意識した時に、
息が必要以上に強く速くなりがちなのだ。
強く速い息で鳴らすには、訓練されたアンブシュア(唇)が必要だ。
初心者の未熟な唇に強く速い息を通すと、
唇が息に負けて、音が割れたり、良くても音が固くなったり、
音高が揺らいだりする。
これでは、元も子も無い。
せっかく音高を決めようと思って"しっかり"吹いたのに、
音高が揺れるわ、音色が汚くなるわ。
これでは、アンサンブルにならない。
ここは逆に、丁寧に発音すると良いだろう。
前回書いた練習が有効だ。
おさらいすると、
1.一番楽に出せる音を出す
2.音量を膨らませ、響かせる
3.音を小さくしていく
4.消えてしまわない音量のところでキープしてロングトーン
消えるか消えないか、という練習することで、
息のスピード・コントロールができるようになるので、
ロングトーンの時にピッチが揺れなくなる。
少ない息で唇が鳴るようになるので、
音の立ち上げの時にも強い息が必要なくなり、
柔らかいアタックで発音できるようになる。
とかく、
ピッチが揺れてしまうことを改善するためには、
そのための練習というより、
このような、音色作りの練習をすると良い。
ピッチが揺れていやしないか、
と、そこにばかり耳を傾けてロングトーンなんかしても、
変に緊張するばかりで大した効果は得られない。
一見別の目的の練習をすると、意外な効果がある、
ということは、しばしばある。
いろんな基礎練習を丁寧にやると良いということなのだろう。
では、今日も良い練習を♪
自分の音色を作る個人練習について書いた。
音色が最優先であり、団体としての音色・響きを持っていれば、
音高は多少ずれていても気にならない。
とは言え、
あまり外れていたり、不安定だったりすれば、
聴いていて気にはなる。
音高がしっかり定まらない場合、
初心者が陥りやすい誤りがある。
それは、
しっかり吹く。
ということだ。
しっかり吹くのは良いことだ。
はっきり発音することは良い。
しかし、そう意識した時に、
息が必要以上に強く速くなりがちなのだ。
強く速い息で鳴らすには、訓練されたアンブシュア(唇)が必要だ。
初心者の未熟な唇に強く速い息を通すと、
唇が息に負けて、音が割れたり、良くても音が固くなったり、
音高が揺らいだりする。
これでは、元も子も無い。
せっかく音高を決めようと思って"しっかり"吹いたのに、
音高が揺れるわ、音色が汚くなるわ。
これでは、アンサンブルにならない。
ここは逆に、丁寧に発音すると良いだろう。
前回書いた練習が有効だ。
おさらいすると、
1.一番楽に出せる音を出す
2.音量を膨らませ、響かせる
3.音を小さくしていく
4.消えてしまわない音量のところでキープしてロングトーン
消えるか消えないか、という練習することで、
息のスピード・コントロールができるようになるので、
ロングトーンの時にピッチが揺れなくなる。
少ない息で唇が鳴るようになるので、
音の立ち上げの時にも強い息が必要なくなり、
柔らかいアタックで発音できるようになる。
とかく、
ピッチが揺れてしまうことを改善するためには、
そのための練習というより、
このような、音色作りの練習をすると良い。
ピッチが揺れていやしないか、
と、そこにばかり耳を傾けてロングトーンなんかしても、
変に緊張するばかりで大した効果は得られない。
一見別の目的の練習をすると、意外な効果がある、
ということは、しばしばある。
いろんな基礎練習を丁寧にやると良いということなのだろう。
では、今日も良い練習を♪
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