結論は、
自分で治すこと。
言い換えれば、
病気は自分で治せるということを知ること。
病気を治すのは医者の専門だという観念を捨てること。
こんだけでだいぶ治るんでないかね。
※
悪い例の人として、老母をあげる。
身内に犠牲になってもらう、というだけの意味で、
母が特別にダメ人間ってほどでもない。
昭和ヒトケタ生まれで、病気に関して医者は絶対の権力を持っている
という考えの持ち主だ。
パー . . . 本文を読む
飼い犬ウーゴくん6歳。
一昨年の十月初めに、保護団体から引き取った。
ウチに来て3日目頃から、しきりに体を掻き始め、
左右対称に特定の箇所が特に痒いらしく、舐めて舐めておハゲができてしまった。
ドッグフードを変えたことでアレルギーが出ているのだろうか。
アレルゲンフリーのフードを買ってみたりしたが、改善しない。
獣医さんは
「ハウスダストかもしれません。」と言う。
きれいな家ではないけれど、 . . . 本文を読む
近所にドッグランが有る。ラッキー。
保護団体から引き取った我が犬ウーゴくんは、
初めての場所、初めての人、初めてのモノがなんでも苦手だ。
分かりやすい例をあげるなら、
この頃、ウーゴは線香の煙を怖がって部屋から出て行ってしまったりする。
そんな性格なので、
我が家に引っ越して来た当初、3日便秘した。
その後、誰にも会わない時間帯にドッグランに通って慣らして、
毎朝ドッグランで排便することがで . . . 本文を読む
何週間か前、近所の川に行ってガサガサしてきた。
流れの際の草の下に網を入れて、「ガサガサ」して、引き出す。
一回で、エビが3匹くらい入る。
なんちゃらカゲロウの幼虫と、なんちゃらヨシノボリらしき幼魚はもとに返し、
エビは持ち帰る。
庭に置いたトロ舟や蓮鉢に放す。
3匹だけ、室内の水槽に入れた。
※
その後、水槽の中を眺めていると、
どうも、エビがなかなか見えない。
まあ、水槽の底の砂利と似 . . . 本文を読む
7、8年前に、友人Gが奨めてくれて、テレビ番組の「プレバト!!」を観るようになった。
名物先生による俳句の指導が面白い。
駄句は駄句であると、歯に衣を着せぬ講評が痛快である。
まずほめどころを見付けてほめる。
それから、改善すべき所を指摘する。
この手順は、作品を評価する時のみならず、
ひとさまの為すことについて意見する際には
共通の手順と言える。
いきなりクサしちゃ、何も伝わらないんである。 . . . 本文を読む
深大寺の盆踊りで楽しみにしているのが、
ある一人の少女である。
初めて見た時は、小学校三年生くらいに見えた。
私の後ろで踊る女の子がいた。
私自身、盆踊りを始めた頃に、知らない人にほめてもらえると
とても嬉しかった。だから、曲が終わった時にその子に
「上手だね」と言った。
ちょいとはにかんだ笑顔を見せた。
時々、木の下に立っている年配の女性のもとに行っていた。
おばあちゃんだろうか。
その . . . 本文を読む
[あらまし] 14年?からあちこちの盆踊りに行くようになったよ。
この2年はほぼ、どこの盆踊りも中止になっていた。
今年はちらほら再開していたが、
ここに来て第七波が急激にやってきた。
地元自治体の盆踊りも、広場に櫓を組んで準備したものの、
感染拡大を受けてやむなく中止ということになった。
そんな中、深大寺の盆踊りが開催された。
樹々と水路に囲まれた、涼しくて、不思議と蚊のいない場所だ。
. . . 本文を読む
幼なじみ友人Yが、知らせてくれた。
「図書館に、盆踊りの本が入ったよ!」
さっそく予約して、借りた。
予想どおり、盆オドラー佐藤智彦さんの著書だった。
新刊の、『東京盆踊り天国』である。
※
あちこちの盆踊りに行くようになって、15年近く経つ。
新宿の太宗寺に通りがかり、踊ったのが始まりだった。
翌年には、都内のあちこちに踊りに行くようになった。
行ってみて、すぐに気付いた。
どこの会場 . . . 本文を読む
[あらすじ] 玄関先の桜の木に、ヒメクロイラガの幼虫が付いてしまったよ。
玄関前に、虫の糞がいっぱい落ちている。
やれやれ。と佇んでいる間にも、
「パラ」「パラ」なんつって、糞の落ちる音が聞こえる。
5月に完成した駐輪スペースの、透明のポリカーボネート波板の屋根も、
虫の糞で汚れくさっている。クソッ
※
桜の梢を見上げると、虫喰いの有る葉っぱが見えなくもない。
けれど、食い荒らされて軸だけ . . . 本文を読む
NETFLIXのドキュメンタリー映画である。
評判を耳にしていたので、ずっと見たかった。
原題は‘My Octopus Teacher.’
ちょ、直訳すると「僕のタコ先生」。
なんでも「神秘」なんて言葉に託すのはどうかと思うな。
この映画は、自然や動物という普遍的なテーマも扱っているけれど、
とても個人的なものも描いている。
それが「My」の一語に籠められている。
翻訳するなら、「蛸が僕に教え . . . 本文を読む
イラガの幼虫の棘はすさまじい。
初めて見るものをなんでも怖がる飼い犬ウーゴは線香の煙から逃げる。
ってな話をしてきましたが。
もう一つ、夏の怖い話を。
※
それは、スズメバチだ。
東京都下、緑ゆたかな深大寺の町に住んでいる。
このところ、週に一度くらいはお見掛けしている。
恐怖心のせいで大きく見えているだけで、
実はアシナガバチも数えてしまっているかもしれない。
いづれにしろ言えること . . . 本文を読む
[あらすじ] 玄関先の大島桜に、ヒメクロイラガの幼虫が付いてしまった。
殺虫剤を使った。
イラガの幼虫には棘が有る。
触れてしまったら電撃のような痛みが走ると言う。
我が庭でも、ブルーベリーや柿やチャンチンの木に、
ヒロヘリアオイラガが付く。
私は用心している。
まだ触ってしまった経験が無い。
友人MMはミミズ腫れになって爛れてしまった。
友人Mは案外あっさり「そう、痛かったね、10分20分 . . . 本文を読む
蒸し暑い。
暑さを忘れるには、怖い話が一番。
でも心霊系は嫌いだよ。
※
昨冬、玄関前の敷石を並べ直し、
春にはコンクリートの平板を並べ、
その上には透明ポリカーボネート波板の屋根も作った。
玄関前がとても整った。
ちょっと作業をするのにもスペースができた。
※
そこに、バケツをいくつか置きっぱなしにしている。
濃緑色のもの、青のもの、黄色のもの、水色のもの。
適当に雨水が溜まる。
ボウ . . . 本文を読む
一昨年、2020年の10月初旬に、
保護団体から引き取った犬が、今の飼い犬ウーゴである。
保護されたのが2016年の10月18日で、
生後3ヶ月くらいだったそうだ。
だから、誕生日は7月18日、ということになっている。
※
どんな仔犬だったのだろう。
どのような状況で保護されたのだろう。
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私が引き取った時、ウーゴはすでに4歳を過ぎていた。
仔犬の時に保護されたのに、里親募集に至るま . . . 本文を読む
[あらすじ] 旨い梅干しを食べたいが、良いものを買おうとすると高価なので、
自分で作ることにした。
近所の農家の直売所で南高梅を買い、ちょうど貰った盆笊と甕を使う。
梅の実を塩まみれにして甕の中に入れ重石をして数日すると、
「梅酢が上がって」くる。
そこへ、庭中のあちこちに生えている赤紫蘇のアクを抜いて、加える。
梅酢の上がりが良かったおかげだろう、
ちょっともカビは生えなかった。
何日か晴 . . . 本文を読む