犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

ウチには壁が無い

2022年11月30日 | 国語真偽会
母が特別養護老人ホームに入居して、2年あまりが経つ。 その後の整理は遅々として進まない。 すでに在る物の上で生活して、不用品はその下の地層に埋もれてゆく。 片付かない人によくあるパターンだとつくづく思う。 層が重なると、部屋が狭くなるではないか。 困る。 私が新しく買った本を、すでに在る本棚に、二重に並べる。 奥は老母の本なので、もう手に取ることも無いから、不都合でもない。 いや不都合だよ。奥 . . . 本文を読む
コメント

ただの盛り上がりか

2022年11月29日 | 犬と暮らす
保護団体から引き取って2年あまり経つ我が犬ウーゴくん 去勢オス6歳4ヶ月、ビビりで甘えん坊。 初めての人、初めての場所、初めての物がとにかく苦手で緊張する。 ウチに来て3日目に、朝の散歩でやっとウンチをすることができた。 散歩は、車や人が動き出す前に出た。 まだ誰もいないドッグランに一番乗りで通い、 まず場所に慣れさせた。 次第に滞在時間を伸ばし、後からやって来る犬と人に 少しずつ慣らしていった . . . 本文を読む
コメント

脱け殻発見

2022年11月28日 | イキモノタチ
シロダモの葉の裏に、蛹の殻を見付けた。 シロダモはクスノキの仲間だ。 この木は勝手に生えてきたものだ。 クスノキの類は、アオスジアゲハの幼虫が好んで食べる。 だから、生えるままに生やしておいた木だ。 アオスジアゲハは、クスノキの類の葉に卵を産む。 だから、木の高さに従って、高い所を飛ぶ。 翡翠のような色が黒の中にひらめいて、美しい。 自分の庭でアオスジアゲハが飛んでいたら気分いいじゃないか。 . . . 本文を読む
コメント

勝手にJAFどこ 登下校篇

2022年11月27日 | のりもの
[あらまし] ロードサービスのJAFが、自社サイトで「危険予知」の問題を月に3回出題している。月1回発行の「JAF Mate」の中の問題だけでは物足りないと思っていたら。自動車の運転中、または自転車に乗っている時や歩行者として、路上での次の瞬間に起きる危険を、一枚の写真から推測するという問題だ。ところでこの問題写真をどこで撮影したのか、ということもついでに「ここどこ」問題として解いていこう、という . . . 本文を読む
コメント

自家薯

2022年11月26日 | うつろい
ヤマノイモの蔓がボケやツツジにひどく絡んでいる。ヤマノイモの蔓は強い。簡単には切れず、節も無い。だから、取り除こうとして引っ張ると、絡まれている木の枝のほうが折れてしまう。絡まれた木は、日当たりが悪くなる。このままではいけないというんで、枝をやたらと伸ばす。相乗効果で繁みが増大する。庭の生垣として、美しくない。それでも何年かヤマノイモを放置してきた。ムカゴが採れて楽しいのと、イモが育ったら食ってや . . . 本文を読む
コメント

言語学オリンピックは謎解き

2022年11月25日 | パズル
とある、名前を聞いたことも無いような言語で、いくつかの訳文付きの例文が示されている。それを見て、法則を見付け出す。そして、問題を解く。問題は、日本語の文をそのナンチャラ語に訳しなさい、といったもので、そんなのできっこないよー!と思っても、案外できるもんなのが、言語学オリンピックの醍醐味なのだろう。※難易度低めの問題が、「お試し問題集」としてまとめられている。https://iolingjapan. . . . 本文を読む
コメント (2)

サ腐乱

2022年11月24日 | うつろい
あれこれ染めるのに使いたくて、 球根を買って、 サフランを植えて、 花が咲いて、 雌蕊を摘んで 今日、 全部カビてしまっているのを発見した。 うおおお。 もったいない。 干さなきゃいけなかったんだな。 カビてみると、干すのなんか当っっっっったり前のことなんだけれど、 摘んだ、わーい、アホアホ密閉容器に入れていた。 がっくり。 来年に持ち越し。 さて、 来年の私はこの事を憶えているでしょ . . . 本文を読む
コメント

勝手にJAFどこ 11月12日篇

2022年11月23日 | のりもの
[あらまし] ロードサービスのJAFが、自社サイトで「危険予知」の問題を月に3回出題している。月1回発行の「JAF Mate」の中の問題だけでは物足りないと思っていたら。自動車の運転中、または自転車に乗っている時や歩行者として、路上での次の瞬間に起きる危険を、一枚の写真から推測するという問題だ。ところでこの問題写真をどこで撮影したのか、ということもついでに「ここどこ」問題として解いていこう、という . . . 本文を読む
コメント

花水木を伐る

2022年11月22日 | うつろい
庭の花水木が育ち過ぎている。 伐ることにする。 よく見てみると、2メートル前後のところに、 太い枝を払った痕が2,3ヶ所有る。 いやいや。 その枝は残して、高さを止めていたら良かったんじゃなかろうか。 花水木の南側は、珊瑚樹が高く繁り、椿も高く繁り、 日当たりが良くなかった。 その上、枝を払ったからか、高く伸びたのだろう。 あんまり高く伸びたので、 花が咲いてもあんまり見えないし、 紅葉も高 . . . 本文を読む
コメント

冬の木の花

2022年11月21日 | うつろい
我が家のビワの木が実を付けるようになって何年か経つ。 桃栗三年柿八年 枇杷は九年にして生らず とかなんとか言うんだっけ。 躑躅の植え込みの中から枇杷が頭を出して伸びてきた頃には、 3年目くらいになっていたのではないかと思う。 最初の年の実は素晴らしく甘かった。 実は小さいが、味は濃く、感動が有った。 その後、実が小さい上に味が薄く、 水分を取るにも物足りないし、種は大きい という、なんとも . . . 本文を読む
コメント

ぱちんぱちん

2022年11月20日 | うつろい
ほぼ毎日、東側のお隣から 「ぱちん、ぱちん、」と 植木鋏を使う音が聞こえてくる。 切った木から枝を外しているのだろう。 そうして、細い枝はゴミに出し、 普通のゴミとしては回収してもらえないような太いものは、 ウチにくれる。 我が家は薪ストーブを使うので、大歓迎である。 とにかく毎日、鋏の音が聞こえてくる。 70歳くらいの女性である。 毎日あんなに切って、手は痛くならないのか。 ※ 玄関先 . . . 本文を読む
コメント

相性

2022年11月19日 | 犬と暮らす
人と人の関係は相性が一番大事な要素なんじゃないかと思う。 犬と人の相性というものも有る。 ただ、この場合は飼い犬と飼い主という、 主従関係のような要素が挟まる。 おかげでうまくいく部分も大きいと思う。 そのせいでうまくいかないとすれば、 それは飼い主の側が飼い主としての学びが足りない場合だろう。 人はただ犬を飼えば犬の飼い主になるわけではなく、 犬の習性を知り、それに寄り添うことを知ることで、 . . . 本文を読む
コメント

来年の落花生のために

2022年11月18日 | うつろい
落花生は掘りたてを塩茹でするのが旨い。 近所の農家の直売で掘りたてを買うこともできるが、 自分で作るのが一番だ。 食べたい時に掘れば良い。 というワケで、今年は落花生を植えた。 この秋は旨い旨い塩茹でピーナッツを堪能した。 来年も、その後も、引き続きやりたい。 そこで、種を取った。 掘った落花生を、塩茹での場合は掘ってすぐに茹でる。 煎る場合は先に干す。 豆として食う部分が、種となる。 . . . 本文を読む
コメント

七輪陶芸始めました

2022年11月17日 | 自画自賛
友人Kが、 「七輪でやきものを焼きたい。 近所のバーベキュー場がコロナで使えないから、 す~さんちの庭で焼かせてくれん?」 と言う。 そんな焼き方ができるんなら、ぜひ焼かねば。 ※ 友人Kが来る前に、やってみた。 冬が近くなって来たので、熱い作業もしやすくなったからだ。 ※ ご近所おさななじみ友人Mを誘ってみた。 Mはガラス工芸をやる人なので、 高温の窯だとか物凄い炎だとかに慣れている。 七輪でや . . . 本文を読む
コメント

生島マリカ『不死身の花 夜の街を生き抜いた元ストリート・チルドレンの私』2015

2022年11月16日 | よみものみもの
生みの母の死後、父は数ヶ月後に再婚する。 夫婦の暮らす上の階には来るな、と告げられる。 夫婦が寝室に入ってから、そっと行って、冷蔵庫の残り物を食べて 飢えを凌ぐ。 父から、家を出て行くように言われる。 新妻と子との生活を完全にするため、 先妻との子を排除したのだ。 夜の街で少女は生き抜く。 北新地から銀座、そしてまた大阪へ戻る。 夜の店で働く中で、大物と言える人物との出会いや 大きな巡り合わせ . . . 本文を読む
コメント